=====
蘇州旅行の2日目は太湖へ車を走らせました。
太湖と言っても、私が今回行ってきたのは西山国家森林公園。
太湖に浮かぶ島で、陸からは太湖大橋で連絡されています。山がある景色が見たかったのでここまで来たのですが、やはり山育ちの私は山があることで、安心感を感じます。
ただ、清明節ということで蘇州市街を抜けるのに結構渋滞しました。その後は、ipadのGoogleマップでなんとか裏道を探し出し、路地を縫うように走りました。
太湖ですが、水は決してきれいではありません。沿岸が工業地区であるので、仕方がないのでしょうが、もうすこし浄化して欲しいとは思います。
でも、海のような雄大な景色を楽しむことができます。水が汚いことを除けば、上海エリアとはまた違った風景が広がっています。
お昼は、近くの「農家楽」へ。農家が副業みたいにレストランをしているところが道路沿線にたくさんあり、農家のおばちゃんが客寄せに出てきて危ないこと。決死の「呼び込み隊」です。
でも、どこもお昼時にあると賑わっていました。
このあたりの今の特産物として、お茶があります。いわゆる「碧螺春」と呼ばれるお茶が製造されています。山肌を縫うようにお茶畑が広がっていて、その合間には桃の花が色鮮やかに咲いていました。
菜の花の黄色も色鮮やか。中国の農村が一番美しい季節です。
お茶畑には鶏も走っていましたし、山羊もアヒルも。。。。農村の景色には、動物が似合いますね。娘と一緒に近くの丘(といってもよく見ると雑草のなかに墓石が。)に登り、景色を楽しみました。
帰りは、清明節連休の行楽地帰りの車の列にぶつかってはだめなので、かなり裏道を通りました。
太湖の西山からは車の行列が蘇州市内に続いていたのですが、一路ルートを変更して北上し、S230道路を目指し、そこから蘇州繞城高速道路に乗り、ひたすら東へ東へ走らせ、蘇滬高速道路から、上海繞城高速道路につなぎ、滬杭高速道路まできたのですが、ここで渋滞に遭遇。清明節の渋滞ですね。
上海で免許を取って、初めて本格的な渋滞です。さすがにMT車はつらかった。運悪く高架道路の上り勾配で渋滞の後ろに引っかかってしまい、エンストしないか冷や汗タラタラでした。(もちろん、渋滞の真ん中でエンストしてしまい、後ろの車からブーイングが。悔しい。。。)
教訓は、やっぱり私にとってはAT車のほうがいいということです。
結局、予定変更して、上海の松江付近で高速道をおりたら、なんと料金所は無料でパス。渋滞がひどいときは、本当に高速料金が無料になるのですね。30元浮きました。
しかし、上海繞城高速道路は本当に穴ぼこだらけの高速道路。中国の高速道路というと、たいてい時速120キロ程度の巡航速度でいけるのですが、ここでは時速80キロも出せないレベルで、びっくりしました。
路面の穴をよけながら高速道路を走るのも初体験でした。
今回のドライブは、往復で200キロ程度。特に疲れるほどでもなく、充実したドライブでした。
中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて