いまさらこのネタを書いたのも、最近上海で、子供を借りてきて、レストランでスリや置き引きの犯罪をしていたグループが捕まったからです。
とくに、2006年のケースのように、話に夢中になっているときは要注意です。身体の直ぐそばにある荷物ですら気がつきませんから。
やり方は、椅子にかけてあるコートを目標に、子供と話をしているように見せかけて、コートからサイフなどを抜き取るという手口。
中国のレストランでは、意外と子供が走り回っていますから(しつけがあまりよくないということか)、子供の存在が気にならないことが多く、油断していますが、背景に大人の犯罪組織があるとなると話は別です。
最近捕まったケースでは、店員が一部始終を目撃していたみたいですが、悪質な場合は、ガードマンや店員がグルになっていることもあります。
高級レストランでも、手荷物には十分に気をつけ、貴重品は身体から離さないようにしたいところです。ちなみに、犯罪グループは200元で子供を借りてきたのだそうです。
何でもお金にしていまう中国の昨今です。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて