中国の巷であふれている電気自転車。
私が上海に来た頃は、まだまだ原付自転車が路上にあふれていて、真っ白の排ガスを出していました。大気汚染の問題が深刻化し、昔は自転車に乗っていたら目がしみるほどでした。ところが、政府の規制であっという間に電気自転車に切り替わりました。
すごいのは、なんと言っても電動自転車がバイク便などの業務用として使われている点です。スピードもかなり出ますが、車を運転するほうからすると危なくて仕方がない。電動自転車の運転には免許も必要ありませんから。
この電気自転車ですが、さらにすごいなと思ったのは上海市内の街中に充電スタンドがあるということです。充電性能はいろいろですが、1元を入れると、10分の充電で4キロ程度は走れるようになるらしい。さらに、同時に複数台の電動自転車を充電できるという優れものの装置も見つけました。
こうした充電装置は、巷にある自転車修理場所にいけば、置かれていることが多いみたいです。
日本でもEV車の普及が検討されているようですが、ネックはやはり充電設備だと思います。でも、上海でこれだけ発達した充電設備を目にすると、普及も意外と早いかもしれません。
ただ、廃棄されたバッテリーの処理にについては、どうもまだまだらしい。次なる環境汚染の問題が始まるのではないかと心配しています。
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