2011年05月21日

おお!おしっこができた

 日本から買ってきたコンビの幼児用補助便座。

 大阪船場の問屋街で、1700円程度で売っていたので思わず前回の大阪出張時に買ってきました。

 うちの娘は、まだおむつはとれていません。(一般的な中国人の子供はさっさとおむつを外しますからね。)

 そこで、この夏にはとってあげたいと思い、日本から取り寄せているベネッセの「しまじろう」シリーズにあるおむつ外しのためのDVDを見せていたら、そこに登場していたのがこの幼児用補助便座でした。
 「しまじろう」がおまるではなくて、普通のトイレに坐っていることに、娘も興味を持ったみたいです。

 そもそも、子供用のおまるだと、娘はどうも大人と違うというような意識を持っているようで、私もこの補助便座がいいな、と思っていたのですが、なんせ上海ではこういうものは値段的にも高いのです。

 そこで、さっそく我が家のトイレにも幼児用補助便座を設置。

 効果はてきめんで、さっそく自分からトイレに行きたいと言い出し、無事おしっこを済ませることができました。「パンツマン」までもう少し!

 ただ、そこからが厄介で、やたらトイレに行きたがります。

 それだけ、トイレに関心をもってくれたということですね。

 「おむつ」が外れたら、もっと行動範囲も広がると思います。


 しかし、子育ては楽しい。

 毎日が色々な発見です。


中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 
中医薬局で香袋を買い求める市民の列を更新しました。

世紀公園であひるが走っていました
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年05月20日

上海に戻りました

 5月19日夜に無事上海に戻りました。5月20日から通常の中医クリニックでの診察活動に戻ります。(21日、22日はすでに予約がいっぱいですので、ご迷惑をおかけいたしております。)

 関空からの上海便は行きも帰りも少なめ。中国人ツアー客がいなくなると、東方航空の利用客はずっと減るわけです。関空もいつもになく人が少なかった印象です。3人掛けシートを独り占めすることになりました。

 6時頃に浦東国際空港に到着。しかし、到着してすぐの生ゴミ臭い空気には閉口。浦東空港の直ぐ近くに、ゴミの埋め立て場があり、時にはそこから風の向きにより悪臭が漂ってくることがあると聞きましたが、今回はまさしくそうかも。

 

「がんばろう!日本」と景徳鎮の巨大焼き物


 上海の大気汚染の問題。解決することがあるのでしょか。

 そういえば、日本の実家の両親が、リタイヤ後の新しい老後のすみかとして、地球温暖化にも大丈夫で、地震が少なく、原発の影響がなく、さらに中国からの黄砂などの大気汚染の影響が少ない場所がないものか移住を検討していました。

 いや、日本に暮らしていると、その気持ちが十分に分かるような気がします。

 実際、動くことができる人たちは動き出しているようです。

中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて  





上海上空にはいりました
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年05月19日

奈良の春日大社、そして興福寺

 奈良の鹿で有名な奈良公園。

 奈良県民の私にとっては、非常におなじみの場所なのですが、いざ実家にもどってもなかなか行くことはありません。でも、高校時代は自転車に乗って王寺から奈良公園までよく走ったのもです。斑鳩の法隆寺・法起寺、西ノ京の薬師寺や唐招提寺を経由するいい「自転車道」があり、おすすめでもあります。

 平城宮跡を見学したあと、こちらも久しぶりに奈良公園へ行ってきました。

 お昼は、東向き商店街にあるうどん屋さん「むぎの蔵」で冷やし鴨汁つけ麺をいただく。以前、この店はなかったなあ、と思いつつ、冷たい麺を暖かい鴨汁でいただくのがよかった。体も冷やしません。国産の小麦をつかった、かなりこだわりの麺だそうです。

 

 今回、ぜひみておきたかったのが興福寺の国宝館。平城遷都1300年祭りで、リニューアルした国宝館は、マスコミにもたびたび紹介され、一度入っておく価値が十分にある博物館です。

 あの有名な阿修羅像をはじめ、木造千手観音菩薩立像(もくぞうせんじゅかんのんぼさつぞう)などの実物を拝むことができます。

 博物館の中は、暗めになっていて、うまくスポットライトが仏様に当たり、荘厳な雰囲気を感じることができるようになっています。今風にいうと、まさに癒しの空間だと思います。静かに癒しの音楽も聞こえてきます。

 仏様をみると、自然と心が和んできます。この感覚は、中国でみる仏様とはちょっとちがうんですね。
 どうも中国の、歴史の浅い金ぴかの仏様には、このように心を引きつけられるものがいまひとつないのです。なんか俗世間から抜け出せないのです。

 しかし、この興福寺の仏様は違いました。作者の精神が伝わってきそうな感じがします。心を病む人が日本でも少なくない昨今、こうした仏様を時間を過ぎるのを忘れて眺める一瞬も欲しいところです。

 

 このあと、たくさんの修学旅行生に出会いました。

 地元奈良に、これだけの児童・生徒の皆さんに来て頂けて、私もうれしい限りです。奈良は、観光で盛り上げないと経済がなかなか活性化しません。大きな声で、「こんにちは!」と挨拶してくれる小学生の集団にも会いました。

 せっかくここまできたので、藤原氏の氏神である春日大社へお参りに行くことにしました。奈良公園では最高のパワースポットだと思います。もちろん、500円はらって、本殿の方も行きました。

 お土産に、車にはる「交通安全」のステッカーも買いました。

 

 歯医者の予約の時間も迫ってきたので、JR奈良駅へ戻り、大阪へ出ました。

 JR奈良駅も、これまた立派!私が高校時代に使っていた駅は、今は観光案内所に変わっていました。昔の建物をしっかりとあったことで安心しました。

 新しい奈良駅が高架になったのは知っていたのですが、コンコースが奈良らしい木造の雰囲気になっていて、たくさんの外国人観光客がシャッターをきっていました。ムードあるモダンな建築物は、中国などではまず作られない日本の特徴でもあるので、ぜひ大切に使っていきたいところですね。

 上海に長くいて、たまに日本に戻ってくると、同じアジアとはいえ日本は成熟した都市だとしみじみ実感するものです。

中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
日本でいつもの歯科へ 歯と全身疾患を更新しました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類