もう少し黄砂の影響は解消されるかと思いましたが、でも遠くのビルは霞んでおり、思ったほど効果が出ていません。色の濃い車は、うっすらとホコリが積もった感じになっています。
労働節の連休のうち、4月30日、5月1日と上海は黄砂の影響で、大気汚染の状態が非常によくありませんでした。5月1日の段階で汚染度を示すAPI指数が165〜185程度まで上昇するだろうという気象台の予報だったのですが、実際はなんのその。
5月2日になると、相変わらず黄砂によるもやは消えず、さらに大気汚染の悪化が続き、5月2日朝9時の段階でAPI指数が493にもなりました。500近いAPI指数というのは、ここ最近珍しい。
海からの風が、内陸からの風を押し戻したため、上海上空に黄砂が停滞したようです。
ここまで来ると、窓をあまりあけず、屋外での運動を避け、マスクをして外出、ということになります。呼吸器に疾患のある方にとっては、過ごしにくい日々が続くかと思います。ただ、正常な人も要注意です。
このまま地球はどうなってしまうのか、上海の大気汚染はいっこうに改善されないままになるのか。。。。中国内陸の砂漠化は止まりそうにもないのでしょか。
道理で、経済的余裕のある中国の人たちはさっさと環境のいいところに移民してしまうのですよね。
さすがにこれだけ空気が悪いと、洗濯物を外に出すことができません。早く黄砂が去ってくれますように。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
家族、友人、隣人を守れる人になる!安全・防災セミナー(在上海日本国総領事館・広報文化センター編) を更新しました。