中国在住の外国人では、トップが韓国人で約12万人、続いてアメリカ人で約7万人、日本人では6万6千人、その次にミャンマー人、ベトナム人。。。と続くようです。日本人は思ったより少ないのですね。
それはさておき、今回の人口調査で明らかになったのが戸籍を持っていない人が中国に1300万人いることでした。隠し子という表現が正確かどうかはともかく、一人っ子政策にもかかわらず、法律に反して生まれてきた子供たちがこの中の大部分を占めると見られています。
ちなみに、最近の日本の調査で、日本の15歳以下の子供たちの数が1693万人というわけですから、この1300万人という数が如何に多いかが分かりますよね。
今回の人口調査では、一人っ子ではない子供たちも報告するように、また報告しても罰則ない、と公にした上で行われました。そのため、かなりの数の隠し子が表に出てきたわけで、これから戸籍に載っていないこの人たちをどのように扱っていくのか、新しい社会問題が出てくると思われます。なんせ、国民として認められていない人たちがゾロゾロ出てくるわけですから。一方で、政府の動きを警戒して、人口調査にさえも数を明らかにしなかったケースも多々あると考えられています。
法律どおり処罰して戸籍をあたえるのか、公然と子供が産める社会に変わるのか、一人っ子政策のあり方が今後問われてくるのでしょうか。
中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
(本日午前中にトップページの100万アクセスを突破しました。今後ともよろしくお願いします。)