2011年07月02日

上海の夏の風物詩

 暑い夏の頃、上海の街角で、それも住宅街にいくと必ず登場するのが、写真の「むしろ屋」さん。(と、私は勝手に呼んでいます。)

 この時期、あらゆるものが竹やすだれのカバーで覆われてしまうのです。

 例えば、ベッドには竹のすのこを敷き、リビングのソフアーにも。あらゆるものが、すだれやすのこ、むしろで覆われてしまいますよね。BMWの本革シートですら、すだれやよしずのシートカバーがかかってしまう。

 でも、このお店にはいったときのにおいがいいですね。

 まるで畳のにおいがして、日本人のDNAをくすぐられるような気がします。

 上海でエアコンが各家庭にまで複数台普及してきたのは、まだここ10年ぐらいのことです。私が医学生だったころは、教室もエアコンはなかったし、天井の扇風機が唯一の文明の利器でした。

 しかし、今日の上海は本当に暑い!!夏到来です。

中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて

「涼茶」の飲み方の注意点を更新しました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類