単なる飲み会で終わらないように、毎回うちの県人会では色々なミニ講演会を行っておりまして、今回は『不思議探検!古代建築編!』と題して、県人会メンバーの杉崎さんより非常に興味深いお話をしていただきました。
その中で、中国では唐代以前の木造建築物がほんの数カ所しか残っておらず、それもすべてが山西省にあるということ、そして日本には同時代の建築物として20箇所以上残っており、そのすべてが奈良にあるというお話は、奈良県人としてなんとも誇らしいことです。その中の一つ、法隆寺は私の奈良の実家のすぐ近くにあります。(自転車で20分ぐらい)
また、同時代の建築物でも、その様式の違いも大きく、でも私個人的には中国様式よりも、奈良の神社仏閣の様式のほうがなんかしっくりきます。バランスの問題なのでしょうが、やはり日本人のDNAのなかに埋め込まれているのかもしれません。
今回、私の前にお座りになったBCA Internationalの建築家であるW先生からは、私が尊敬する建築家安藤忠雄先生の逸話を伺うことが。。。。旧知だそうで、すっかりテンションがハイになってしまいました。
こうした考えもしない巡り会いがあるのが、上海の県人会です。
奈良にゆかりのある皆様、次回はぜひご参加ください。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて