ただ、日本では鈴虫のように清涼感を求める昆虫が多いのに、結構こちらでは賑やかな昆虫が使われています。
この時期に、上海の街角でもキリギリス売りが登場します。小さな竹カゴに1匹ずつ入れて売られていますが、この竹カゴがまた素敵。
ある日本人の建築家が、この竹カゴを活用してライトを創作していましたが、そういったことをやりたくなるような美しいカゴです。
自転車で出勤しているとき、私の前に、このカゴをぶら下げた行商人が出現しました。大通りの雑踏にかかわらず、虫は大きな声でないておりました。
赤信号の時、どんな昆虫が入っているのか見せてもらったら、どうやらキリギリスのほかにも、コオロギなども。なかなかバラエティー豊かです。
キリギリスと言えば、タマネギやキュウリをエサとして入れますが、こちら上海ではヘチマの花などを使うらしい。キュウリは結構意外なのだそうです。
しかし、私個人的にはもう少し静かで清涼感のある虫の鳴き声の方が好きですね。
中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて