2011年08月22日

Facebook Twitter mixi そしてブログ

 そういえば以前、私のまわりの上海在住の日本人の中でも、「iphoneは大人のおもちゃ」とか、「Facebookは直ぐに廃れる」とか豪語していた人がいたなあ、と懐かしく思いつつ、「かわいそうに、使いこなせていないんだ。」と内心同情したことがありました。

 その当時、iphoneは工夫しないと中国では使えなかったし、ネット規制でSNSを使いこなすのはやはり厄介。お国柄、お上の言われるままだと、まあ、あっさりと使えないわけですが、実際には、どんどん輪が広がってきていますね。

 そして、今ではiphoneなどスマートフオンはますますビジネスに欠かせないアイテムになってきているし、SNSサイトのありかたも進化し続けています。

 そうしたアイテムの増加にしたがって、伝統的なブログのあり方も変わりつつあります。

 断片的なことはSNSにどんどんあげていって、まとめた内容はブログを活用することになるかと思います。

 以前、1日2回も3回もブログを書いていましたが、最近は1日1回程度に減らしています。そもそも、ブログは腰を落ち着けて書く必要があるし、Twitterのように思いつくままに書くわけにもいかない。

 だけど、文章らしいものを組み立てるのには、やはりブログが一番です。

 一方で、世界の人たちとつながるには、FacebookやTwitterは、プラットフオームとしては今は十分な存在感ありで、いまでは大手新聞サイトでも活用されています。

 

 

 ところで、細々とやってきたmixiですが、私の中ではだんだん優先順位がさがってきました。Facebookのほうが躍動的に感じます。さらに、かなり専門的なこともやりとりできてしまう。

 そもそも、Facebookは利用者の多くが実名を意識しているからでしょうね。だから、中学・高校時代の友達とも徐々につながってきた。私達にように70年代前半生まれからすると、学生時代はまだまだインターネットの黎明期で、高校時代はパソコン通信が関の山。卒業後、音信不通になってしまった人たちも数少なく、いまここにきて改めて構築し直しています。

 とすると、Twitterをどう使うか? 
 これはまだ私自身は使いこなせていません。基本的にFacebookと連動させるようにはしていますが。しかし、有名人の皆様はよくまめにTwitterを更新されていますね。意外と、有名人の皆様はお時間があるのかもしれない。。。。(いわゆる、隙間時間の活用か?)

 ところで、私は、自分のブログでは早くから実名を出していました。

 読者の方からたびたび、山之内 淳なのか、藤田 康介なのか混乱して分からなくなってしまう、というご指摘を受けたからです。確かに1人の人間が分裂してしまう危険性がありました。

 その後、インタビューや雑誌などで露出することも多くなったので、山之内 淳と藤田 康介を分ける必要がなくなり、今に至ります。

 やはり、自分で世の中に向けて発信する限りは、自分自身の名前で堂々とやりたいと思います。

 いずれにしろ、やってみないと始まりませんね。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年08月21日

増え続けると言われている中国都市部の貧困層

 8月はじめに公表された中国社会科学院の『中国城市発展報告 No4』で、中国都市部の貧困層の年収は7500〜8500元(10万円前後か)で線引きされ、その数は5000万人程度になるということが報告されていました。

 この報告では、90年代以降都市貧困層が増加傾向にあり、経済システムも変化と体制の改革によって、新たな貧困層ができつつあると警鐘していました。

 報告書では、都市部貧困層の子供は、9年間の義務教育しか受けることができず、教育費の高騰でとても進学するための経済的負担が無理です。
 さらに社会に出て行っても低学歴で、技能が低いままでは中国の厳しい就職戦線で勝ち抜くこともままならず、所得もなかなかあがっていかないというジレンマを抱えた悪循環の状態であると指摘し、社会の矛盾が発生しやすくなるとしています。

 これまでは、農村で生活していた人たちが、自分たちの収入を少しでもあげようと、都市部で出稼ぎにきていましたが、都市部そのもので貧困層が増え始めてくると、これはすこし厄介な話です。

 いくら物価が日本よりは安いとはいえ、この上海のような消費中心の大都市では、年10万円でとても生活できません。

 いろいろな人種が入り交じっている複雑な中国だけに、難しい舵取りが予想されますが、なんとか安定した社会が作れるようにうまく舵取りしてもらいたいところですね。

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2011年08月20日

セブンイレブンとファミリーマート

 最近、浦東の我が家の近くでもセブンイレブンがOPENしました。

 このあたりは、もともとファミリーマートばかりでした。

 迎春路と呼ばれる1キロほどの通りに、3店のファミリーマートがOPENしています。どこもそこそこお客さんが多いのですが、このなかにセブンイレブンが最近OPEN。コンビニ激戦区になりそうな様相です。

 上海のコンビニの歴史は、まさに私の上海生活の歴史とほぼ同じで、96年に上海師範大学で語学留学をしていたときに、ローソンが登場、おにぎりがコンビニで売られていることが大変な評判になったほか、おでん(関東煮)も、上海のコンビニの定番メニューになりました。

 そのローソンが、いまはなぜか一時期と比較すると苦戦気味のようで、店が消えていったりしているのですが、かわってファミリーマートとセブンイレブンが台頭してきました。ローソンは、上海登場当時、店員はおばさんばかりだったのですが、ファミリーマートとセブンイレブンは、若いアルバイトを投入していました。それだけでも、かなり雰囲気が違ったことを覚えています。

 こちらのセブンイレブンは台湾系です。よって、中国ならではの中華式の弁当販売方式はさすが。暖かいできたてのおかずが1品1品ビュッフェ風に並んでいて、熱々のご飯のうえにかけるスタイルで、自分で選べることができるのがミソ。

 中国では、いくら時間的にルーズでも、きっちりとお昼ご飯は時間通りに食べますし、また、暖かい食事に対してのこだわりは非常に強い。極端な話、時間通りに食べられなかったら、暴動が起こってもおかしくないぐらいのこだわりがあります。

 暖かい食事しか食べないという習慣は、たとえばコンビニのお寿司でも、温めてしまうぐらいなのです。

 時間通りと熱い料理というのは、中国での食生活では欠かせません。

 上海でこれだけコンビニがあっても、まだまだ中国全国というわけではなく、たとえば、長江デルタエリアでは江蘇省の南京とかにいってもほとんど見当たりません。また、二線都市と呼ばれる中小の都市となると、まずありません。

 スーパーや百貨店でも夜10時ぐらいまで営業している上海。
 ある意味、夜でも比較的治安が安定していて、都市生活へのあこがれが強く、新しもの好きな上海人の性質も手伝って、これだけ上海にコンビニが拡大したのかもしれません。

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