2011年08月18日

ふと上海長興島までドライブ

 最近の上海、雨が多いので気温も朝夕は何となく涼しく感じられます。嬉しい限りです。

 崇明島までは、家からクルマで1時間程度で行けるので、最近時々ドライブに出かけるのですが、G40高速道路の上海長江トンネルを抜けたところに、長興島があり、一度も訪れたことがなかったので、中医クリニックの午後の空き時間を利用して、すこしクルマを走らせて見ました。

 自宅から長興島までは、ナビで30キロ弱程度の距離です。

 まだ季節外れですが、長興島はミカンで有名。季節になると、ミカン狩りに訪れる観光客が増えます。また、近年では上海万博の関係で江南重工などの造船会社が進出してきていて、一大造船基地になっています。島をクルマで走らせると、ドックの姿がよく見えました。

 近日、中国の航空母艦のニュースが多いですが、ここの造船施設も、ある意味戦略的な意味があると思われます。大型船の製造では、中国もかなり力をつけてきていると日本のメーカーに努めている友人から聞きました。

 長興島の隣には、横沙島がありますが、こちらは橋がないので、フエリーで渡ることになります。

 近年、このあたりは上海市の水道水の水源開発としても脚光を浴びていますし、大型造船の基地として、存在感を増しています。とはいえ、長江の水が濁っているので、ここでもやはり濁りは一緒。空気はそこそこ美味しいのですが、なかなか自分の求める自然環境には巡り会うことはできません。

 しかし、この長興島で目にした長江の流れは速く、まるで潮騒のような波の音を耳にすることができました。

 17時を過ぎたことになると、造船工場に勤めていた人たちが一斉に帰宅。大抵の人が、出稼ぎ風にもみえましたが、電動自転車で道路が埋め尽くされます。そうなると、クルマを走らせる空間すらなくなってしまいます。

 道路一杯に広がった民工たちの移動を目の当たりにすると、人のパワーってすごいなと思ってしまいます。彼らが一旦集まってしまうと。。。。

 人をまとめる(管理する)のは、大変なことです。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年08月17日

上海ファミマの日式涼麺・ざるそば

前回は、上海のファミリーマートで、こんにゃく麺があることをご紹介しました。

 で、今回はちょっとびっくり。

 上海市内で急増殖しているファミリーマートで、最近、日本式のざるそばが登場していました。

 ファミリーマートでは、数年前に冷やしうどんがあったので、この手のものは決して珍しくはないのですが、感心したのは食べ方も日本式にこだわっている点。

1108171.jpeg

 以前の冷やしうどんは、麺に直接タレをかけるタイプでしたが、今回の冷やしうどんはちゃんとタレをつける場所がキープされています。

 そもそも、中国には(少なくとも上海には)日本の冷やしそうめんやざるそばのようにつゆにつけて食べるという習慣がないのです。代わりに、麺に直接具やタレを載せるメニューが多い。

1108172.jpeg

 さて、今回のファミリーマートのざるそばは、苦労のあとがみられます。

 薬味にネギとかシソを期待したいところですが、代わりにハムとなんやら海草系のものが使われていました。ああ、せめて生姜にでもしてくれたら、せめて大根おろしでもあれば、、と思ってしまいますが、贅沢はいけません。

 そばも、そばらしい色をしていましたが、なんか脂っぽい。きっと、くっつかないように油を使っているのでは?と推測しました。

 一番がっかりしたのはタレ。さすがに、鰹だし風味ではなく、なんとなく中華風。なにより、出来損ないのタレみたいに、塩辛かったのが残念。


 だけど、日本風のものを一生懸命作ろう!という心意気は感じることができました。

 タレに麺類をいれて食べる文化。

 これが、このファミリーマートのざるそばから今後中国に広がるか?と期待しますが、好きな濃さで食べることができるタレ文化は、さすが日本だと思いました。私の予想では、大部分の中国のお客さんは、タレを直接麺にかけて食べるのではないでしょうか。それのほうが簡単ですし。

 そもそも、中国に十何年生活して感じるのは、繊細な味には弱い中華料理の文化だけに、日本の食文化との融合は難しいですよね。

 というわけで、ざるそば(もどき)にしておきました。

 ちなみに、そばに関しては、中国でも比較的簡単に手に入りますが、そばとなるとどうしても「貧しい食事」といったイメージがついてまわるのだそうです。


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posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | 中国で食べる

中国ファミマのざるそば(もどき)

 前回は、上海のファミリーマートで、こんにゃく麺があることをご紹介しました。

 で、今回はちょっとびっくり。

 上海市内で急増殖しているファミリーマートで、最近、日本式のざるそばが登場していました。

 ファミリーマートでは、数年前に冷やしうどんがあったので、この手のものは決して珍しくはないのですが、感心したのは食べ方も日本式にこだわっている点。

 以前の冷やしうどんは、麺に直接タレをかけるタイプでしたが、今回の冷やしうどんはちゃんとタレをつける場所がキープされています。

 そもそも、中国には(少なくとも上海には)日本の冷やしそうめんやざるそばのようにつゆにつけて食べるという習慣がないのです。代わりに、麺に直接具やタレを載せるメニューが多い。

 さて、今回のファミリーマートのざるそばは、苦労のあとがみられます。

 薬味にネギとかシソを期待したいところですが、代わりにハムとなんやら海草系のものが使われていました。ああ、せめて生姜にでもしてくれたら、せめて大根おろしでもあれば、、と思ってしまいますが、贅沢はいけません。

 そばも、そばらしい色をしていましたが、なんか脂っぽい。きっと、くっつかないように油を使っているのでは?と推測しました。

 一番がっかりしたのはタレ。さすがに、鰹だし風味ではなく、なんとなく中華風。なにより、出来損ないのタレみたいに、塩辛かったのが残念。

 だけど、日本風のものを一生懸命作ろう!という心意気は感じることができました。

 タレに麺類をいれて食べる文化。

 これが、このファミリーマートのざるそばから今後中国に広がるか?と期待しますが、好きな濃さで食べることができるタレ文化は、さすが日本だと思いました。私の予想では、大部分の中国のお客さんは、タレを直接麺にかけて食べるのではないでしょうか。それのほうが簡単ですし。

 そもそも、中国に十何年生活して感じるのは、繊細な味には弱い中華料理の文化だけに、日本の食文化との融合は難しいですよね。

 というわけで、ざるそば(もどき)にしておきました。

 ちなみに、そばに関しては、中国でも比較的簡単に手に入りますが、そばとなるとどうしても「貧しい食事」といったイメージがついてまわるのだそうです。

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