上海エリアの周辺の食文化として、この暑い夏に、山羊肉を食べる習慣があります。
山羊肉といえば、冬を思い出すかもしれませんが、意外と夏に食べる人も多いのです。
このあたりの中医学的な理由は、後ほどご紹介するとして、じゃあ、一度本場に食べに行こう!ということで、上海市南部の金山区曹にある、山羊肉専門店「曹羊肉老店(電話 021-57252934 )まで行ってきました。
場所は、莘庄ジャンクションからS4高速道路を南下し、庄胡公路インターをおりて、滬杭公路→張漕公路とすすみ、致富街でクルマを停めたら歩いて3分ぐらいです。
金山エリアのすこし古い街並みが残っていたりしています。
店は路地裏にあり、義父の知り合いが店をやっていると言うこともあり、いろいろ特色あるメニューをいただきました。
とはいえ、メインはやはり山羊肉の鍋です。
夏だからこそ、汗をダラダラさせながら鍋をつつくのがいいのです!
鍋にいれる具は、山羊肉のほかに、白菜などの野菜類、そして千切り豆腐です。この豆腐が麺のようで美味しかった。
おそらく、うどん類をいれても美味しいのでしょうけど、直ぐに溶けてしまいそうですが、千切り豆腐なら大丈夫。
さらに、火鍋とは別に、骨付き肉と山羊の胃、肝臓、最後には睾丸も出てきました。

睾丸ですが、アンキモのような口触りでなかなかの珍味です。
といっても、すべて火が通っていて、醤油をつけていただきます。
上海エリアの食べ方なので、四川などの火鍋とちがって、ピリ辛はありませんが、肉のうまみがスープに出てきて、美味しかったです。不思議なことに、山羊の臭みが殆どないのです。
上海中心エリアからだと1時間弱で、地域色がある食べ物が食べられるのも、また一興ですね。
意外とシンプルな火鍋でした。
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日本出張のため9月2日午後2時から9月12日午前まで休診します。
睾丸。。。。。。
posted by 藤田 康介 at 00:00|
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