2011年08月16日

不思議なミニゴーヤ

 妻が不思議なものを上海の市場で見つけてきました。妻曰く、小さい頃食べたことがあるのだそうです。

 外見はまさにゴーヤ(ニガウリ)。

 しかし、どう考えても小さい。普通のゴーヤの三分の一ほどの大きさしかありません。

 いろいろ調べてみると、どうやらヤマニガウリという名前らしい。中国語では、「小苦瓜」と呼びます。

 切ってみるとびっくり。中の種が真っ赤っかで、かなりどぎつい色をしています。

 上海エリアでは(少なくとも妻の田舎では)、このミニゴーヤは中の種を食べるものだそうで、外の皮部分は食べないと言われました。色が赤いので、地元では「補血」作用があるとか。中の種は周りに赤い果肉がついていて、結構甘いんです。

 苦みのある野菜の王様の苦瓜は中国の市場ではよく売られていますし、ローカル食堂では夏場必須の炒め物のメニューです。

 しかし、中国の市場はおもしろい発見がいろいろありますね。

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ミニゴーヤ(ヤマニガウリ)
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年08月15日

上海浦東の連日の暴雨

 先週の週末から、連日大雨が降り続いている上海です。

 とくに、8月13日の午後に上海浦東新区で降った雨はすごかったです。気象台の観測でも、浦東新区の王港で15時10分から16時10分までの1時間になんと140.2ミリの雨が降りました。日本だったら、記録的短時間大雨情報が出される雨量ですよね。

 浦東新区の我が家周辺でも、写真のように水浸し。道路の水はけ問題は、上海では昔からの懸案で、まだまだ解決されていません。

 週末の夜の中医クリニックでの診察は、なんとかタクシーを捕まえて、暴雨の中で内環状線をそろりそろりと走らせました。高架道路では、さすがにハザードランプを点滅させて、ゆっくりと走る車が多かったです。

 

浦東の日本人学校周辺もこの通り


 空けて、14日日曜日も、診察日。

 朝はとりあえず大丈夫っぽい天気で、地下鉄駅までは自転車でいけました。そこからクリニックのある徐家匯は、駅から歩いて10分程度なのですが、その途中で急にゴロゴロと雷が鳴り出し、あっという間にバケツをひっくり返したような暴雨になりました。このスピードがすごかったです。

 さらに万悪く、この日はカバンの傘を診察室に忘れてきてしまったので、仕方がなく徐家匯の広元西路にある「すき家」に駆け込みました。

 もちろん、そのまま何も注文せず雨宿りするのは申し訳ないので、久しぶりにカレー(13元)を注文して雨が収るのを待ちました。

 朝からカレーというのも不思議な感じですが、これが結構美味しかった。体が雨に濡れていたから、余計に暖かいカレーが美味しく感じたのかもしれません。

 この「すき家」の前は、よく出勤のときに歩くのですが、お昼時になると長い行列ができていて、付近の中国人サラリーマンやOLの間でも人気があるようです。

 今日15日も、ニュースでは暴風雨を雷があるとの予報。午前中から黄色警報が出ているので、要注意です。


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「すき家」はさすがに日本の雰囲気のお店でした
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年08月13日

上海金山で山羊づくし

 上海エリアの周辺の食文化として、この暑い夏に、山羊肉を食べる習慣があります。

 山羊肉といえば、冬を思い出すかもしれませんが、意外と夏に食べる人も多いのです。

 このあたりの中医学的な理由は、後ほどご紹介するとして、じゃあ、一度本場に食べに行こう!ということで、上海市南部の金山区曹にある、山羊肉専門店「曹羊肉老店(電話 021-57252934 )まで行ってきました。

 

 場所は、莘庄ジャンクションからS4高速道路を南下し、庄胡公路インターをおりて、滬杭公路→張漕公路とすすみ、致富街でクルマを停めたら歩いて3分ぐらいです。

 金山エリアのすこし古い街並みが残っていたりしています。

 店は路地裏にあり、義父の知り合いが店をやっていると言うこともあり、いろいろ特色あるメニューをいただきました。

 とはいえ、メインはやはり山羊肉の鍋です。

 夏だからこそ、汗をダラダラさせながら鍋をつつくのがいいのです!

 鍋にいれる具は、山羊肉のほかに、白菜などの野菜類、そして千切り豆腐です。この豆腐が麺のようで美味しかった。

 おそらく、うどん類をいれても美味しいのでしょうけど、直ぐに溶けてしまいそうですが、千切り豆腐なら大丈夫。

 

 さらに、火鍋とは別に、骨付き肉と山羊の胃、肝臓、最後には睾丸も出てきました。

 睾丸ですが、アンキモのような口触りでなかなかの珍味です。

 といっても、すべて火が通っていて、醤油をつけていただきます。


 上海エリアの食べ方なので、四川などの火鍋とちがって、ピリ辛はありませんが、肉のうまみがスープに出てきて、美味しかったです。不思議なことに、山羊の臭みが殆どないのです。

 上海中心エリアからだと1時間弱で、地域色がある食べ物が食べられるのも、また一興ですね。

 意外とシンプルな火鍋でした。

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睾丸。。。。。。
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