2011年08月01日

上海浦東新区の果ての果て

 日本からやってくる飛行機が、上海上空にさしかかると、窓の下に丸い湖が見えてくるのですが、これが今回行ってきた滴水湖です。臨港新城という街が建設中で、近未来的な都市の姿ができつつあります。

 我が家からだと、ナビでの所要時間は50分ほど。

 この日は、閔行区にいた妻を迎えにいったあと、S32からS2高速道路をつなぎ、ひたすら南下します。道は良好ですが、S2高速道路は洋山港のコンテナ港を結んでいるため、トラックが多い道です。

 S32は、上下8車線の広大な道路なのに、クルマが殆どないという不思議な高速道路。実は、杭州とをつなぐ隠れたバイパスであったりもします。

 浦東新区は、最近南匯区を吸収合併しているため、この臨港新城もいまでは浦東新区になっていて、ウワサでは、このエリアに浦東新区のオフィスを移転させるとか。今、地下鉄が急ピッチで建設されているので、賑やかになるのも時間の問題だと思います。

 市内中心部から離れてくると、さすがの猛暑の若干影を潜め、風は比較的涼しく感じられました。



  臨港新城にある滴水湖をぐるっとクルマでまわりながら、さらに海の方へクルマをすすめると、なんと海のほとりにホリディーインが出現。

 えらく辺鄙なところにあるものだと思いましたが、朝日を拝むには絶好のロケーションでしょうね。

下の写真は滴水湖 杭州の西湖より大きいらしい


 相変わらず、浦東新区の東の果ては、湿地帯になっており、芦原が続いていますが、上海の原風景は、きっとこうだったんだろうなと感慨にふけってしまいました。

 そういえば、崇明島もそうだったなと。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類