2011年08月07日

郊外型に成長したIKEA

 上海市の浦東新区北蔡エリアに最近OPENした世界で2番目に大きなIKEA。(上海では2店舗目になります。)

 IKEAフアンなら、中国の地方からもわざわざ買い物に来られる方もおられるほどの人気店で、日曜日の今日、私達も買い物に行ってみました。

 徐家匯にあるIKEAは、我が家の家具の殆どそこで調達するなど、思い出がいろいろあるお店。学生時代、中医薬大学が徐家匯にあったので、よく出かけたりしました。

 徐家匯が地下鉄駅に近い、都市型の店とするならば、今回はずばり郊外型の出店です。中環状線(滬南路IC)の直ぐそばなので、世紀公園エリアなら、クルマで10分ぐらいで行けてしまう便利さ。そのため、駐車場が非常に広い。

 IKEAでの買い物は、毎回どうしても大変な荷物になるので、クルマで出かけましたが、日曜日とはいえ、十分な駐車場スペースには感動しました。地下2階までパーキングエリアがあり、駐車も楽ちんでした。

 

 

 

 さすがに中身はかなり充実しています。

 徐家匯と比べると、店の作りはゆったりとしているし、部屋のディスプレの種類もはるかに多いです。自分の部屋をどのようにアレンジしようか?とワクワクさせながら見て回るのは、やはり楽しいものです。

 客層は若い世代が多いものの、年配のご夫婦なども来ており、IKEAの独特の雰囲気に感化されてしまいます。

 以前、中国ではIKEAの商品は高いイメージがありましたが、物価の上昇と共に、今では十分市民でも消費できるレベルになっているのが魅力だと思います。

店舗は本当に広い。いい運動になりました。


 IKEAに来ると、どうしても寄ってしまうのがレストラン。

 はっきり言ってメニューはたいしたことはないし、決して安くないのですが、思わず足が向いてしまい、結局今晩はここで食事を済ませました。IKEAの雰囲気にまけてしまうんですよね。商売がうまいです。。。。

 IKEAでは、毎年夏になるとザリガニ・フエスィバル(Crayfishi Party)と呼ばれるイベントがレストランで行われているのですが、今年も案の定あり、妻の強い希望で10匹セットを注文しました。

 ここのザリガニは、巷のザリガニとちがってスパイシーに料理しておらず、ボイルしただけのあっさり系なのですが、これが意外と美味しいんです。

 周りの中国の人たちの食欲も本当に旺盛。

真っ赤なザリガニ


 この郊外型のIKEAをみると、おそらく上海で今後発展してくるシュッピングモールの形態がみえてくるように思います。

 日本同様、クルマで移動する市民が増えてきている中、大規模でかつ駐車場をしっかりと完備した店に、客足がむくようになると思います。どう考えても、市内中心部は行きづらいですからね。

 しかし、自宅からこんなに近いところにIKEAが出来てしまったことに、上海の街の発展スピードを身を以て感じてしまいますね。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて  


家具にディスプレされている本の中身は、すべてのページが同じでした(笑)
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類