外見はまさにゴーヤ(ニガウリ)。
しかし、どう考えても小さい。普通のゴーヤの三分の一ほどの大きさしかありません。
いろいろ調べてみると、どうやらヤマニガウリという名前らしい。中国語では、「小苦瓜」と呼びます。
切ってみるとびっくり。中の種が真っ赤っかで、かなりどぎつい色をしています。
上海エリアでは(少なくとも妻の田舎では)、このミニゴーヤは中の種を食べるものだそうで、外の皮部分は食べないと言われました。色が赤いので、地元では「補血」作用があるとか。中の種は周りに赤い果肉がついていて、結構甘いんです。
苦みのある野菜の王様の苦瓜は中国の市場ではよく売られていますし、ローカル食堂では夏場必須の炒め物のメニューです。
しかし、中国の市場はおもしろい発見がいろいろありますね。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
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