2011年09月23日

懐かしい、懐かしいお電話

 中国で生活していると、ほんのふとしたときに、懐かしい友人から突然電話がかかってくるものです。今回も、うちの中医クリニックに96年当初にお世話になった上海人の大切な親友から電話がかかってきました。

 5年前に結婚式にはご招待しましたが、その後はなかなかご連絡できず、大変恐縮してしまいました。でも、こうやってご連絡をいただけたことは、私も大変嬉しいです。

 ご夫婦共に、いまは帰化され、日本人になられていますが、ご主人は某大手商社のトップに昇進され、ご活躍されております。

 1996年の夏、上海で右も左も分からなかったころ、あの懐かしの虹橋空港にもわざわざ迎えに来てくださりました。
 本当に初めての中国で、緊張の上海の街をいろいろ教えてくださったこのご夫婦には、非常に感謝しております。今の私があるのも、ある意味そういった人たちの助けがなければ、とても大変だったと思います。私にとっては、実質的に出発点でした。

 関空から上海に到着したときの、あの強烈ななんとも言えない街のにおいは今でも思い出すことがありますね。その当時は、いまよりはるかに無愛想な東方航空の客室乗務員に接し、ああ、ついに中国に到着したと。

 その後、上海に到着した初めての夜は、当時まだ数少なかったの5★ホテルの新錦江飯店の屋上にあるビュッフェでその奥さんとお食事させていただいたことを鮮明に覚えています。なんと言っても、殆ど言葉ができませんでしたし、イギリス帰りで中国語よりも英語のほうがずっと喋りやすかったときでした。

 不安と言えば、正直かなり不安でした。(笑)

 

 そんな私も、今や16年目。上海の街を縦横無尽に走り回るようになり、すっかりとこの街が第2のふるさとになってしまいました。私は、やっぱりこの街が好きで、嫁さんも上海人ということに。

 でも、こうやって色々と私を助けてくださった上海での出会いとご恩は、忘れてはいけないと、改めて思うのでした。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年09月22日

iTunesからiTunes Storeに接続不能問題が解消

iPhoneとiPadを持っていながら、ipodも買ってしまった私。

 そもそも、クルマのなかで好きな音楽を聴くのに、iphoneでは電話が心配だし、ipadではセンターコンソールに入らない。だとすると、ipadの大きさがちょうどよく、さらに記憶容量が大きいのも嬉しい。しかもクルマについているAUXのジャックも使える。

 どうも私はすっかりジョブズさんの意図通りに操られているような気もしますが、それはともかくいろいろいじっていたら、先ほどiTunesからiTunes Storeに接続できなかったトラブルが解消しました。

 私は、Windows7の日本語版64ビットをつかっていますが、夏前後からiTunesは起動でき動くのですが、そこからにiTunes Storeアクセスできず、真っ白な画面になってしまいます。かなり不便をしていました。
 なんせ、必要なアプリや楽曲などはiTunes Storeからダウンロードしてくるわけですが、ここに接続できなかれば、こうした端末は箱同然。正直かなり困っていました。

 もちろん、iTunesを一旦削除して再インストールしたりもしましたが、ダメ。

 そこで、勝手にiTunes Storeが中国政府によって遮断されたのでは?といつもあるような理由を考えて納得していたのですが、試しにもう一台の32ビットのノートパソコンにiTunesを導入して、iTunes Storeへ接続させると、旨く行くではないですか。。。。

 と言うわけで、私のWindowsの64ビットのパソコンに問題があることが判明。

 いろいろ考えて、Windows7のコントロールパネルからitunes、 Quick Time、 Apple Software Update、Apple Applicatiaon Support、 Apple Mobile Device Supportなど、アップルがつくものを一切合切削除し、iTunesの最新版の64ビットのインストーラーで再度インストール。

 これでうまく行きました。

 ネットで調べてみると、どうやらiTunesの中に梱包されいてるQuick Timeの最近の一部のアップデートとWindowsとの相性がよくないようです。そのため、一度すべてを削除する必要があることが紹介されていました。

 まあ、中国にいると、ネットなどにつながらなかったら半分ぐらい「お上」に原因があるとか思う習慣になってしまいましたが、こうしたソフト側でのトラブルもあるので、よくよく検討した方がよさそうですね。(笑)

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2011年09月21日

いろいろな方との出会い

日本からお客様がいらっしゃいました。

 9月22日は、(株)早川書房の編集本部長の山口さんと、ノンフィクションをメインに書評を行っておられる書評家の東えりかさんとお食事しました。

 場所は、我が家の近くの上海料理系の店、『蘇浙匯』の聯洋店。このレストランは、料理も量が少なくて上品だし、何より、静かな環境なので、今回のようにインタビューを受けるときは、利用させてもらっています。もちろん、人数が多いときは個室もあります。

 今回お会いした東えりかさんは、ノンフィクションの書評を集めたサイト、HONZにも投稿されており、ノンフィクション専用の書評サイトというアイデアに、なるほど!と思いました。

 小説はともかく、ノンフィクション系の本を購入するとき、結構いい本が埋もれてしまって、アンテナを張っていないとなかなかいい本が見つけられないのですよね。また、AMAZONとかの書評も今ひとつだし。そんなとき、こういうサイトは便利です。早速、参考にさせていただいています。

 今回は、上海の医療事情ということで、私のやっている中医学のことを含めて、いろいろお話を聞きたいということでしたので、思うままに話させていただきましたが、東さんは、医療系の書籍にもいろいろ携わっておられ、日本の事情を含めて、私も大変参考にさせていただきました。

 お二人とも、上海ははじめてのご様子。これを機会に、また上海に足を伸ばしていただけたらと思います。
 
 しかし、中国にいると日本の本になかなか接することがきない。個人的には、はやく電子書籍を発展させて、ipadのなかにガンガン本を購入できたら嬉しいのだが。

 日本の出版業界からすると、まだまだ難しいのだそうです。

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