みんなすっかり大人になり、家庭を持っているのもおれば、相変わらず悪さしているのもいるようで。
中学時代の同級生というのは、高校・大学とはまたひと味違った味を醸し出しています。なにより、私の中学時代は町立の学校だったので、卒業後は色々な畑で働いています。だから、色々な人生談を聞けて、興味深い。
また、中学時代は暴力や破壊で学校も荒れていたので、なんともごたごたしたイメージがありましたが、そんな中でつながっていた仲間だけに、思い出もいろいろです。
風の噂では、その当時の不良グループは、恐喝かなんかでつかまったとか、あと南田祐介さんのように、芸能界でがんばっている人も。(私は、中学時代に一度転校を経験しているのですが、前の小学校・中学では平井堅さんなんかも同世代になります。)
さておき、人生色々といえども、身近な仲間が困難に直面してしまうと、やはりなにか手を差し出してあげたいというのが同窓生の強み。折からの就職難で、なかなか仕事が見つからず、苦労しているのもいました。
私など、高校を卒業した地点で、すっかり日本のレールから離れてしまったので、あまり日本社会から色々言える立場でもないのですが、でも食べていくためのノウハウは多少知っているつもりです。ラーメン屋や建設現場、日本のオフィスでも働いたことがありました。
私の持論でもある、『健康(肉体的・精神的)であれば、お金はどうにかなる!』という話をし、失業を機会に、なにか身につけたら?と言いました。
彼自身も、頭が真っ白な状態では、なかなかいろいろなものに気がつかないのですが、逆に我々第三者からみると、いろいろヒントが見えていたりするのですね。
もともとサービス業を得意とする彼のことなので、このチャンスに中国語でもがんばって勉強するべきだ、ということで我々の彼へのアドバイスは一致しました。
年に何回も帰らない、上海在住の私と今回たまたま巡り会えたのも、なんかのご縁というわけで、下克上+カオスの中国社会の話をし、あまりにも狭い日本の社会との違いを説き、またこれからたくさんの中国人が日本に来るだろうから、日本のサービス業でも中国語は今まで以上に必要になることを言いました。
もちろん、やる限りは真剣勝負でやらなければなりませんが、でも新しいことにチャレンジすることができる最高のチャンスだともいいました。
何度もいいますが、たとえ自分ではうまくいかなくても、健康であれば、まだまだいろいろできるのだから、やはりぶれずにやってほしいと思います。ぶれたらダメですよ。「細水長流」です。
幸い、格差の激しい中国の人たちと違って、日本人というのはそこそこの教育レベルがあり、共通の価値観も共有しやすい。ましてや、中学時代の仲間です。
困ったときはお互い励ましてあげたいと思っています。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
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