2011年09月24日

上海蟹ではない蟹、青蟹のシーズン

 上海と言えば、やっぱり上海蟹を思い出すし、もう少し寒くなると、年に1回は食べたくなる上海蟹。今年も、江蘇省へ繰り出して食べに行こうとも思っていますが、もう一つ今が旬の蟹があります。それが「青蟹」です。

 数年前に普通に市場で買ってきて、食べたことがありましたが、どうも身が詰まっておらず、今ひとつでした。

 ところが、妻の患者さんで、某有名5★ホテルのコックさんがおり、ホテルなどで仕入れている市場を教えてもらい、事前に予約を入れておいて、今朝早朝からクルマで乗り付けて買いに行きました。

 

 

 

 これが写真の青蟹です。

 娘は、この蟹を見るやいなや逃げ出してしまいました。(笑)
 結構おどおどしい。

 それぐらい巨大で、外見はいかつい蟹です。しかも、重量感がどっしりあります。

 コックさんに言わせると、青蟹は夏から秋にかけてが食べ頃だそうで、4匹買って楽しみに持って帰り、早速今し方お昼に調理してみました。500gが80元ほどだったので、上海蟹と比較すると、多少安めですね。

 

 さて、味ですが、身がしっかりと詰まっていて食べごたえがありました。特に、足の付け根の関節部分が美味しいです。ハサミも大きいですよ!また、蟹味噌や卵もたっぷり。

 食べ方は、ゆでたり蒸したりするのではなく、半分に切ってフライパンで炒めました。(あまりにも甲羅が硬くて、包丁が折れてしまいましたが。(笑))

 青蟹は、もともと上海ではあまり食べられていなかったように思いますが、近年は普通に手に入ります。

 毛蟹やマツバガニのおいしいものはなかなか上海では手に入らないけど、青蟹もそれなりに今回は美味しく感じられました。

 今度、また違う料理方法を考えてみたいと妻は張り切っていました。ちょっとした秋の楽しみがまた増えましたね。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類