実は、今まで日本で彼らの単独コンサートを聴けていないので、上海で初体験です。北京のコンサートが中止になり、最後の最後まで上海で開催されるのか心配しましたが、YOSHIKIが上海に入ったという情報もあり、やれやれといった感じでしたが、実際に始まるまでは正直半信半疑でした。
私達の70年代生まれの多くは、Xの音楽を青春時代に耳しているかと思います。私は、ちょうど奈良高校時代でした。一つ一つの音楽に思い出が詰まっていて、頭のなかにフラッシュバックしてきます。
さて、会場は上海大舞台。
この会場はぼろい!というか、音響が全然ダメ。もう少し整備して欲しいところですが、以前ASKAのコンサートを聴きに行った時よりは多少整備はされていました。
私は、中医クリニックで一日、日曜のマラソン診察あったので、妻とは上海体育館と待ち合わせし、近くの「まいどおおきに食堂」で晩ご飯を済ませていざ会場へ。
もうすっかりと暗くなった上海ですが、体育館の周りは熱気に包まれていて、公式グッズが売られていないはずなのに、ダフ屋がTシャツやカバンなどを売っております。早速、上海っ子たちは買って、Tシャツに着替えておりました。
そう、様々なコスプレをしている若い女性も多く、かなり盛り上がっていました。
会場はほぼ空席がないほどの盛況で、如何に上海にも根強いフアンがいるのか、本当にびっくりしました。
オープニングではなかなかメンバーが登場せず、でも観衆たちの雰囲気はもうかなりヒートアップしておりました。
始まってしまったら後は爆走です。
私も、なにがあったのかあまりよく覚えていませんが、とにかく前半はハイスピードで飛ばしました。
SilentJealousyや紅、Xなど代表曲が続々と登場し、Xジャンプも炸裂!
会場はどの曲も大合唱状態。この一体感がたまりません。私の横も、後ろもみんな中国人でしたが、ちゃんと日本語で歌えているんですよね。恐るべし、Xフアン。
新曲の披露もありました。
MCは基本的に英語。下手な中国を喋るより、英語のほうが反応がいいみたい。
XーJapanを殆ど知らない(といっても、カーステでよくかけているので知っているとは思うのですが。。。)妻も、かなりノリノリ。あの雰囲気だと、自然にそうなってしまいますよね。
途中の小休止では、会場がいったいとなってウェーブがおこるなど、ものすごい連帯感がありました。
後半は、今は亡きHideやTaijiを偲ぶYoshikiの涙のMCに、会場からは彼らの名前を叫ぶ絶叫にも近い声があがりました。
そして、Endless Rainの大合唱に。
私も、いつかこの大合唱に声を合わせたかったのですが、今回ついに実現しました!いや〜、気持ちよかったです。
後半は、Art of Lifeも登場。美味しいところ取りの編曲バージョンですが、いいですねえ。こういうすっきりとした音楽も好きです。
中国でもこれだけみんなで音楽が楽しめるとは、びっくりです。非常に完成度の高いコンサートだったと正直思いました。すがすがしい気分で帰途につくことができました。
中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
【連絡】日本出張(講演会)のため11月5日から11月7日午前まで休診します。