2011年12月31日

最後の診察&NHK BSにまた登場します!

 2011年も終わろうとしております。

 気温もそこそこあるので、全然寒くない上海の年の瀬です。
 今日は出勤日なので、出勤している人も多いかと思います。

 我が家の近くの親指広場では、新年カウントダウンの準備が進められていました。上海市内でも、各地でカウントダウンのイベントが行われることでしょう。

 12月31日夜も私は診察があり、妻も当直があったりして紅白歌合戦をみる時間もありません。年越しそばもことしは少し無理かも。

 ただ、私にとっては今日が今の中医クリニック移転前の最終で、次は1月12日から新しい移転場所での心機一転の仕事となります。今の場所から歩いて10分ぐらいで、内環状線の高架道路から見えている2本のビルの1階に入ります。

 今日大晦日は夜まで仕事に励みますが、2日〜9日までは娘を連れて日本に戻ろうと思っています。両親と城崎温泉へいく計画や東京へ出張の予定もありますが、久しぶりに日本でゆっくりと過ごせたらと思っています。

 ところで、1月15日日曜日のNHKのBS1で放送される「地球アゴラ」の「田原総一朗と世界のカバン」では、インターネット経由で上海から生出演することになっていて、来月5日の東京出張はその件で、NHKのプロデューサーと打ち合わせをすることになっています。お時間があれば、ぜひご覧ください。
 今回は前回と違って、全然中医学と関係がない内容での出演ですが、私が上海で感じてることをお話することになっています。
 

 

 私自身にとって、2012年はすでに色々な計画が目白押しです。

 世界経済は今ひとつのようですが、2012年は中医学に関して単行本の出版の話もあり企画が進んでいますし、さらにまだ大きな声では言えませんが、ちょっとした準備も行っています。先ほど打ち合わせがの電話があり、私も元気をもらいました。

 いずれにしろまずは上海をベースにいろいろなことを仕込みたい一年にしたいと思っています。また、日本ではより多くの人たちと中医学を通じて交流を深めたいとも思っています。

 なにより来年も、また中医学を通じて多くの子供たちが元気に生まれてきてくれたらとも期待しています。

 始まりがあれば終わりがありますが、終わりがないとなにも始まりません。

 そう思うと、なにかワクワクしてきますね。
 一期一会の出会いにも期待したいです。

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【連絡】1月1日〜10日まで中医クリニックの拡張移転と正月休暇のため休診させていただきます。移転先は、上海市中山西路1602号(×柳州路)宏匯国際広場B座101室です。また、1月11日に完全移転後、12日から新しい住所でスタート。土曜午後診察もはじまります。土曜日は午後・夜、日曜日は午前・午後週末診察いたします。地図はこちらです。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年12月29日

お弁当

 2011年も終わりに近づく頃、上海で不妊治療で診察していたある患者さんから、とても不思議な偶然シンクロいっぱいのメールをいただきました。私も中医学の世界に足をいれて15年ほどになりますが、こんな体験はめったにありません。詳しくは、偶然の喜び・・中医学の不妊治療から無事出産された患者さんからのすごいシンクロ体験をご覧ください。

 12月ももうあと数日を終わろうとしていて、Facebookを見てみると、「そろそろ仕事納めで・・・」という友人たちの声も聞こえてきますし、日本のテレビ番組をみていると、年末ムード一色。

 もうすぐ正月といった感じですが、私の中医クリニックでの仕事は12月31日までびっしり入っていますので、しっかりと働いてきます。

 同じ地球上でも、時差が1時間しかなくても、世界の様子は全く違うわけで、何か楽しくなってきます。とりあえず、1月2日〜9日までは家族を引き連れて奈良に飛んで、温泉でも入りながら英気を養いたいと思っています。

 

 今日もお昼休みに会議が入ったり、診察が長引いたりと非常にバタバタし、中医クリニックの完全引っ越しとリニューアルを来年1月11日に予定しており、お昼をじっくりと食べる時間がないという最悪のスケジュールでした。

 そこで、近くのコンビニいってお弁当を購入。

 最近、上海のコンビニではアツアツのお弁当を食べられる仕組みができあがりつつあります。今までの作り置き型ではなく、コンビニの中で、電子レンジを使わずに、比較的美味しいおかずを選べるというこのサービスはなかなか素敵!

 料金も、写真の肉類1つ、野菜2つで10元というのもいいのですが、栄養バランスのとれるメニューの組み合わせを自分で考えられるのもまたメリットだと思います。

 ただ、この手の弁当はあくまでも「中国式」。

 いわゆる、ご飯のうえにおかずを豪快にのせて、どんぶりにしてしまうというパターンですが、この食べ方は我々日本人からすると、かなり違和感があるかもしれません。そういえば、上海中医薬大学にいたころ、学生食堂で小さな洗面器のようなお椀に、ご飯やおかずなどを一切合切詰め込んで食べることにかなりショックを覚えました。

 中国の弁当には、もともとおかずを仕切るという考え方があまりありません。さらにおかず同士が干渉し合って、汁もごちゃごちゃになっても構いません。ごちゃごちゃになったほうがむしろ美味しくなるという発想も面白い。

 だから、今日の紅焼肉3かけらを入れてもらうときも、「汁もしっかり入れる?」と店員に聞かれてしまうぐらいです。ただ、日本ではこうやってご飯にごちゃごちゃのせて食べるのは、丼以外かなりタブーですよね。

 日本の整然と盛りつけられたお弁当が懐かしいです。

10元弁当


 ちなみに、中国では食べ物と言えば熱々が原則で、弁当でも冷たいままでは決してたべません。また、冷たい弁当を食べていると、回りから同情の眼差しでみられます。熱い物へのこだわりは非常に大きいです。




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2011年12月28日

改めて蘭州ラーメン

 中華料理といえば、麺類を真っ先に思い浮かべてしまうほど、私は麺類が大好きなのです。上海は、土地柄あまり美味しい麺には巡り会えませんが、中国各地に行くとそれはそれで結構楽しい。

 そして、麺文化が盛んなエリアでは、中国各地への進出を成功させていて、すっかりと定着してしまったのが、やはり蘭州拉麺でしょう。もちろん、本場甘粛省蘭州まで拉麺をたべに行きましたし、その旨さは十分に体験しているのですが、上海でもこの手の店は大増殖していて、中国で最も店数の多いラーメンは、おそらく蘭州ラーメンではないでしょうか。食べるものが見つからなかったときに、蘭州ラーメンの店に入れば、なぜかホッとしてしまいます。何が出てくるか検討がつくから、安心感があるのです。しかも8〜10元程度とリーズナブル。最近は、日本にも店が出ていますよね。

 この蘭州ラーメンで楽しいのは、やはりバリエーションの多さ。店によって同じメニュー名でも中身が全然違う。

 ラーメンといえば、スープのある湯麺が多いですが、私はむしろかけ麺系(拌麺)が好きです。

 というわけで、私のお勧めは、やはり一番ベーシックな新疆拌麺。

 これはあらゆるところで食して、その食べ方の違いが面白い。拌麺なので、麺と具が別々に出てくるのが一般的ですが、初めから上にかけて出してくるところもありますし、



新疆拌麺類のバリエーション(1)


 新疆拌麺は具だくさんが嬉しい。

 野菜をこれでもかと入れるので、煮汁に美味しい野菜のハーモニーがあるのですね。麺は、きしめんのような板状のものもあれば、細麺のところもありますが、私個人的にはすこし太めの円筒形の麺が好きです。

 拌麺の場合、ラーメンスープもついてきます。ラーメンスープをいただくことで、その店の特徴を知ったりできてこちらも興味深い。

新疆拌麺類のバリエーション(2)


  なが〜い麺を作らずに、切り刻んだり板状にしたりするものも。丁丁炒麺とか板麺とかがそのグループです。これも独特の歯ごたえがあって美味しい。とくに、板麺はラザニア風味で、思わずチーズがあればと思ってしまいます。

 

上は丁丁炒麺、下は牛肉炒板麺


 一時期、いろいろ食べ比べたのが砕肉拌麺。

 これは、味付けは違いますが、ミートソース風です。ニンジン、ジャガイモ、ニンニクの芽などをこれでもかと言うぐらい細かくみじん切りにして、麺にかけていただきます。

 共通しているのが、トマトベースであるということろ。近年、上海の中華系ファーストフードでもトマトベースの麺が出てきていますので、ちょっとしたブームなのかもしれません。トマトは酸味があって、非常に麺にあいます。

 ケチャップでないところがポイント。

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