2011年12月20日

ワンタン

 上海など江南エリアにいると、必ず食にする「ワンタン」。

 上海では餃子よりもむしろワンタンというのは、皆さんご存じの通りです。

 ワンタンは皮こそ自宅では作りませんが、具はそろぞれの家庭によってバージョンがあり、楽しいモノです。

 餃子では、作りたての餃子はまず水餃子にし、残り物の餃子を焼き餃子にしますが、実はワンタンもよくにていて、作りたてはスープワンタンとなり、残り物は焼きワンタンにすることがあります。

 上海では、暑い夏を乗り切るために、冷やしワンタンもあります。「冷やし」と書くと語弊がありますが、用は「ぬるい」ワンタンです。スープにはいれず、ごまやピーナツのソースに香醋を混ぜて付けダレでいただきます。

 さすがに、「冷やし餃子」はありません。餃子は、冷やしてしまうと味が極端に落ちてしまいますから、だから焼き餃子がこれだけ広がったのだと勝手に解釈してます。きつね色に香ばしく焼かないとちょっと食べられない。

 ところで、スープワンタンは、この寒い時期に食べると非常に美味しい。

 薄味だし、身体の芯から温もってくる気がします。水餃子の場合、スープはせいぜい餃子の煮汁程度ですが、ワンタンはスープに薬味をいれて美味しくいただきます。干しエビや海苔のような紫菜なんかをいれると結構いけますしね。

 ワンタンは具に入れる豚肉が結構大事で、我が家でもいろいろこだわってはいます。

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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて


【連絡】1月1日〜10日まで中医クリニックの拡張移転と正月休暇のため休診させていただきます。移転先は、上海市中山西路1602号(×柳州路)宏匯国際広場B座101室です。また、1月中旬に完全移転後、土曜午後診察スタートします。土曜日は午後・夜、日曜日は午前・午後週末診察いたします。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年12月19日

iMAC君がやってきた

 今年の我が家のクリスマス。

 娘も3歳になって、かなりいろいろなことが分かるようになってきたので、サンタクロースが無事我が家に着くようにということで、IKEAにいってクリスマスツリーを買って来ました。まだまだ飾りが足りませんが、思いついたら足していこうと思っています。

 これで、サンタクロースが無事我が家に到着できるということで、娘も一安心したようです。

「いい子にしていると、サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるからね」

 さて、妻が勤務先の慰安旅行でブルネイ・マレーシアに行っていた間(最近、上海のローカル病院の慰安旅行も海外旅行になっていて、福利の改善にびっくり。うちのクリニックは・・・・)
私は上海で娘と留守番していたのですが、いつもより密度の濃い時間を娘と過ごせて、私はかなり満足です。

 妻が慰安旅行から帰ってきたときに、なにかサプライズができたらと思い、いろいろ考えて、部屋の模様替えとすこしはやいクリスマスプレゼントを準備。クリスマスプレゼントは、家族みんながハッピーになれるものがいいと思い、思い立ったのが「iMac君」でした。

 ポイントが倍増になるこの時期は何かとお得なので、早速クルマを浦東新区の成山路にある「万得城」に走らせて購入(ここの「万得城」は、駐車場が広いです)。妻が帰ってくる日は、出勤日だったのでメッセージと共に書斎の妻の机にどんと置いておきました。

 しかし、Macは箱もキレイですね。物を使うワクワク感を益々掻きたててくれます。持ち帰る私の気分も高揚。

 話題となったスティーブ・ジョブズ伝は、妻が中国語で、私が日本語でそれぞれ同じ時期に読んでいて、彼の物作りに対する執念には非常に共感するところがあり、日々いろいろ討論していました。

 それに刺激されて私もMBAを買ってしまったのですが、使い始めるとこれが私のニーズにあっていて非常に使いやすく、今までWindowsを使っていたときのパソコンという道具をつかう違和感が払拭されたような気分になりました。

 中医クリニックでの診察を終えて帰宅してみると、案の定、妻はかなりびっくりした様子で、ひとつひとつ開封の儀式を楽しんだ模様。新しいパソコンをかったときのワクワク感。これをぜひ体験してほしかった。箱から取り出して、キーボードの箱をあけると「ニーハオ」と出てきました。

 それはともかく。

 我が家のパソコンは今までWindowsが3台だったのが、ついにWindowsは1台にまで駆逐されてしまいました。最近は、MacにしてもWindowsにしても、ネットワークを使えばさほど使い勝手に不自由はありません。

 無線LANを介してのプリンターやファイルの共有も、簡単にできてしまいました。以前、かなり苦労した経験があるので、異なったOSでも簡単にできてしまい、至極満足です。
 妻も、つい最近からIPHONE4の8Gタイプの廉価版を使っているのですが、これもスティーブ・ジョブズ伝の影響。読み終えた日、さっそく聯通へIPHONE4の契約にいきましたからね。この本の広告塔のとしての働きはすごいです。

 というわけで、今頃になって我が家はAppleに占領されようとしております。WindowsはOfficeのパソコンで十分です。いかにも機械・機械していて、所有する喜びがなんですよね。まあ、我が家のDellに期待するのは無理か。

 しかし、iMacをセットアップしたとき、電源がどこにあるか分からずかなり焦りました。

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2011年12月18日

中国式のスープの飲み方

 昨日は、中医クリニックの土曜夜診察の日。

 診察開始までの時間が中途半端だったので、徐家匯にはる「すき家」に入って晩ご飯をいただきました。偶に食べたくなるのが、カレー。定食にすると、味噌汁がついてくるのも上海ではすっかり定番になっています。

 「味噌汁」は、中国人のなかでも密かに受け入れられている日本食定番メニューの一つで、私の上海人の妻もよく作ってくれます。やはり、うまい物は万国共通だし、塩分の問題を除いては、ヘルシーです。

 興味深いのは、この味噌汁の飲み方で、中国ではもちろんレンゲを使います。あまり知られていないかもしれませんが、お椀をもって日本式に味噌汁を飲む飲み方は、中国人の間では「下品」の部類にはいるので、注意が必要かと思います。以前、妻にも注意されました。

 かといって、レンゲでカレーを食べるかと言えば、これはかなり微妙で、回りをみてみると、レンゲで食べる人もおればスプーンで食べている人も。レンゲはかなりオールマイティーなスプーンで、箸同様、よくできた食器だと思います。

 しかし、時々出てくる使い捨てのプラスチックのレンゲには注意を。私も、レンゲの淵でなんどか唇を切っております。(笑)

上海の「すき家」にて。昼間は大変な行列です。


 よく西洋人がマナー違反だという麺類をすする音ですが、中国でも本来は御法度でした。昔は、ラーメンを食べるときは回りの中国の人から注意するようにいわれたものです。最近は、日本式ラーメンの普及からか、この点はかなり寛大になったと思います。

 上海では、どちらかというと麺は流し込むより、お箸に巻き付けて食べるというのが本来のスタイル。上海小姐が食べている様子を観察するとわかります。

 よく食べ物をクチャクチャと音を立てながら食べる人がいます。基本的に、中国ではNGです。マナーを意識していないひとは、どうでもよいかもしれませんが、テーブルマナーのNGは、基本的に万国共通だと私は思います。

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