あと、IKEAの特徴は、なんといっても子供を連れていっても楽しめるという点。中国のような、客のマナーが今ひとつの国でも、客に展示品を自由に触らせてくれるという試みは、上海進出当時はものすごく新鮮でした。おかげで、娘も子供用家具売り場では、元気に走り回っています。
それと、IKEAには、「今ほしい!」というものが結構揃っている。これは、今欲しいと思う本がいつも買えない「上海書城」という巨大書店とは正反対。今回は、娘用の食卓椅子でちょうどいい高さのものがありました。今までは、椅子に分厚い本を固定して使っていたのですが、こちらの椅子のほうが、当然ですが、シンプルで座りやすいみたいです。椅子を買えてから、娘も食卓で本を読んだりするようになりました。
小さな工夫で、生活に変化を与えてしまうようなものが私は大好きです。
というわけで、上海浦東新区にできた、世界で2番目に大きなIKEAには、駐車場も便利なこともあり、月1回は訪れています。うちの中医クリニックの患者さんにも、地方からIKEAに通っているとう方もおられました。
ちょっとした生活のアイデアを仕入れに行くのもいいし、展示された家具をみて、新しい生活をイメージしてみるのもいい。妻といろいろ相談しながら、「もし自分たちならどう使うか?」と考えるのが楽しいものです。まさに、IKEAに行った時にできる「IKEAドリーム」です。
店内を一通りを見終えたあと、いつも殆ど同じメニューしかないのですが、IKEAのカフェテリアで一息入れて、目の前に広がる中環状線のクルマの列を眺めるのもまたよし。そう、最近Facebookでも話題になったのですが、カフェテリアのマナー。ことに、浦東のIKEAに関しては、かなり改善されていて、食後にちゃんとトレイを片づける中国の人たちが増えています。マクドナルドとはちょっとちがいますね。(笑)相対的に人が少ないのにも関係があるかと。
上海では最近、海外で生活する富裕層も増えてきていますし、外からいい風を吹き込んでもらえたらいいと思います。
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