最近、来年早々の中医クリニックの拡張移転(近所です)などの準備で忙しく、以前ほど頻繁に世紀公園に行けていなかったのですが、先日ふと出かけてみると、なんと釣りができるようになっているではないですか!さらにそれ用の、管理小屋も建てられていました。
上海浦東にある世紀公園は、張家浜の流れをうまく利用して湖ができています。コンクリートで作られていない、自然な湖岸が残されていて、魚のほかにもテナガエビや時によっては上海蟹もゴソゴソしています。
魚釣りをするひとがこれまでも多かったのですが、原則は禁止で、管理人に怒られている人をよく見かけました。しかし、今回はこの豊かな湖でちゃんと合法的に釣りができるようです。
料金表も出ていて、料金体系は100元のデポジットと25元の釣り料金。道具がない場合は、1日25元でレンタルできます。ミミズなどのエサも5元で売られていますし、釣り道具を持ち込んでもよし。なんとも結構なシステムではないですか!
私はもともと釣りが大好きです。
日本にいたころ、中学、高校とよくブラックバスを釣りに出かけたものです。そのブラックバスを、まさか中国に来て日常的に食べるようになるとは思いませんでしたが、中国では基本的に釣った魚は逃がすのではなく、「食べる!」です。もちろん、鯉や鮒も食べます。中華料理の立派なメニューになっていますからね。
上海は海の物が基本的に貧弱です。でも、新鮮な魚をリーズナブルに食べようと思ったら、結局淡水魚になってしまうのですね。
ちなみに、鮒類は骨が非常に多くて食べるのが厄介ですが、お腹の部分なら結構美味しくいただけたりします。
ちなみに、この日は世紀公園の雑木林の下で、薺(なずな)を採っているおばあちゃんを見つけました。ナズナは中医学では医食同源の食材の一つです。
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