2011年12月09日

血拼と手荷物重量緩和&執筆原稿の整理

 最近、上海の巷では「血拼」という単語をよく見かけます。中国読みすると「シュエビン」。何回か言い続けると、ああ!なるほど、「シュッピング」だということが分かります。中国的なショッピングの解釈は、まさにバーゲンセールで血眼になって買い物をすることを指します。日本語的なショッピングとは、少し違います。だから、「血」という漢字が入っているのか、とか勝手に解釈していますが、バーゲン品に殺到する姿が目に浮かびそうですね。

 そんなわけで、この時期は海外へ買い物に出かける中国の人たちが増えます。原発事故の影響で、残念ながら日本に買い物ツアーにいく人たちは激減しているそうですが、香港は相変わらず人気です。

 そのためか、中国民航各社が預ける荷物の制限を大幅に緩和しています。一瞬目を疑いましたが、12月6日付けの『新民晩報』にも書かれていたので、その通りなのでしょう。

 私がよく使う東方航空は、エコノミークラスで預けられる荷物の量は、オーストラリア便では30キロまで、日本便だとなんと45キロまで可能になりました。以前は、20キロまでだったので、ものすごい重量の増加ですね。

 一方で、中国国際航空も日本便でエコノミーで2個までの手荷物が預けられて、1個は23キロまで。ということは、46キロまで預けられるということです。

 確かに、今までもとくに大きな荷物を機内に持ち込む人が多くて問題になっていましたが、これで少しでも持ち込み荷物が減ったら、安全のためにもいいと思います。中医大学に留学しているころは、日本から沢山の本を持ち込んだので、毎回、荷物の検査でヒヤヒヤしていましたが、今後はそういった心配も減ることでしょう。

 12月ももうすぐ中旬です。

 2012年になる前に、いろいろ整理をしていますが、まずは連載原稿の整理。

 自分のやってきた足跡は、HPには殆ど網羅できているのですが、やはり整理しておかないとあとで分からなくなってしまいます。

 最近書いたのは、

中医臨床 2011年9月「秋の養生」、健康医学2011年9月「秋凍」中医学や漢方の季節的養生。
健康医学11月号「腎臓病と中医学の腎」
健康医学10月号「中医学による糖尿病の考え方・糖尿病と生薬の研究」

になります。何れもクリニックの待合室に置いてありますので、ご覧ください。わかりやすく書いたつもりです。。。

 『中医臨床』に関しては、12月号も入稿し、校正もすませましたので、もうすぐ登場してくると思います。

 あと、NHKから昨日連絡があったのですが、私も少しお手伝いをしている番組、地球アゴラの公式HPに出ていますよ、ということでした。で、みてみるとアゴラーカフェに写真がありました。質問なども受け付けていますので、よろしくお願いします!

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