昨晩の中医クリニックでの診察は非常に忙しかったこともあり、皆既日食のこともすっかり忘れていました。
帰り間際に受付の子に、「空を見て帰りましょう!」と一言声をかけられ、はと気がつき、駐車場から空を見上げると、上海のビルの合間から見えていました。
外は冷え込んでいましたが、上海にしては珍しく星が出ていた日。
Facebookをあけてみると、日本の皆さんも同様にこの月を眺めることができていたようで、妙な連帯感を感じました。
2011年の終わりも近づき、ちょうど名刺もなくなったので来年用の名刺を作りにいってきました。
スティーブ・ジョブズ伝を読んでから、シンプルにスマートに物事を作り上げ、考えることに感銘をうけ、来年の私の名刺も極めてシンプルにしました。それが写真です。
どちらが表か、裏か私自身もわからないのですが、TwitterのIDも@mdfujita 自分自身のホームページも、www.mdfujita.jp さらにメールアドレスも、SKYPEまでも同じmdfujitaなので、今回はこれで統一しようという作戦にしました。
また、電話番号には私も誕生日も隠されているので、これもちょっとしたこだわり。それも表現してみました。聯通の店でさんざん悩んだ電話番号選びでしたので。

携帯電話の番号と、メールアドレスがあれば、基本的な連絡はできてしまう昨今。ある意味、余計なものはない方がいいかもしれないという発想です。
上の写真の真ん中にある印鑑は、義父の手作り。そのための朱肉も買いました。中国では、結構朱肉に凝ることが多いようです。
中医学をやっていると、冬の養生に欠かせない膏方の処方箋などに大きな印鑑が必要になることが多いのですが、そういった印鑑を義父は作ってくれました。もちろん、日本の銀行の実印も手作りです。

一生ものなので、大切にしたいです。
コンパクトということになると、PFU富士通から出ているスキャナも大活躍しています。書斎には、ScanSnap S1500があるのですが、ずっと持ち歩きできるスキャナがあればいいなと思っていました。そこで見つけたのがS1100です。
S1500でも使い勝手は悪くないのですが、機械が大きいので、こちらは大きな本などの自炊用で、小さな雑誌や新聞の切り抜きなどの資料をスキャナするのには、S1100がよくできています。もちろん、MBAにもぴったりのサイズとそこそこいいデザインで気に入りました。
Windows7のディスクトップにはS1500を、LionのMBA(MacBookAir)にはS1100と使い分け、Evernoeteを仲介して共有するという使い方が、一応うまくいっています。最近のバージョンアップで、スキャンしてできたPDFを直接Evernoteにアップできるようになったので、使い勝手は数年前より向上しています。
S1100ですが、小さい割にはなかなかの速度でスキャンしてくれます。ただし、両面の同時スキャンはできないので、そのときはS1500を使うようにしました。
MBAにもScansnapにも共通していえるのは、スイッチ類が極めて少ない点。スキャナに関しては、表に青く光るスイッチがあるだけ。フタをあけたら電源が入り、すぐにスキャナができてしまう機敏性。
こういった簡単な使い勝手が無い限り、いくら高機能であっても日常使ってみたくなりません。
シンプルに、スマートに道具を使いこなしていきたいです。
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