2011年12月14日

年「貨」、真っ赤なスーパー

 今年は、春節が例年よりも早い関係で、街の春節ムードも早まっています。我が家の近所のカルフールでは、すでに春節用品、すなわち「年貨」の販売がはじまっています。

 そう、店全体が赤くなるセールです。

 今まで、春節の正月用品といえば豫園に行くのが定番だったのですが、最近はショッピングモールが爆発的に増えたおかげで、どこでも買えるようになりました。もうしばらくすると、今度は公設の爆竹・花火売り場も市内で登場することになるでしょう。

 上海では、都市化と共に年々旧正月ムードが薄れてきているといわれて久しいですが、こうした「年貨」も求める市民の熱はまだまだかわりません。

 来年の辰年関係の飾りや、紅包といったお年玉入れなど見ているだけでも賑やかで楽しいものです。私は、春節そのものよりも、こうした前段階の準備を体験するワクワク感が好きです。

 昨日、事務手続きの残業で、中医クリニックからの帰宅が遅かったのですが、夜になると、いつも見かける三輪自転車の集団があります。

 夜中になって、交通量が少なくなった広い道路を、自分の身丈の何倍もの高さの発泡スチロールの「貨」を運んでいく廃品回収のおじさんたちです。夜の診察がある日は、ほぼ毎回、彼らと出会います。

 1日の収穫を持って帰る、至福の時かと思います。私も、一日の仕事を終えて自宅に戻るワクワク感で一杯。お互い、夜遅くまで、お疲れ様です。



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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて


【連絡】1月1日〜10日までクリニックの拡張移転と正月休暇のため休診させていただきます。移転先は、上海市中山西路1602号(×柳州路)宏匯国際広場B座101室。また、新年1月から土曜午後診察スタートします。土曜日は午後・夜、日曜日は午前・午後診察いたします。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類