診察開始までの時間が中途半端だったので、徐家匯にはる「すき家」に入って晩ご飯をいただきました。偶に食べたくなるのが、カレー。定食にすると、味噌汁がついてくるのも上海ではすっかり定番になっています。
「味噌汁」は、中国人のなかでも密かに受け入れられている日本食定番メニューの一つで、私の上海人の妻もよく作ってくれます。やはり、うまい物は万国共通だし、塩分の問題を除いては、ヘルシーです。
興味深いのは、この味噌汁の飲み方で、中国ではもちろんレンゲを使います。あまり知られていないかもしれませんが、お椀をもって日本式に味噌汁を飲む飲み方は、中国人の間では「下品」の部類にはいるので、注意が必要かと思います。以前、妻にも注意されました。
かといって、レンゲでカレーを食べるかと言えば、これはかなり微妙で、回りをみてみると、レンゲで食べる人もおればスプーンで食べている人も。レンゲはかなりオールマイティーなスプーンで、箸同様、よくできた食器だと思います。
しかし、時々出てくる使い捨てのプラスチックのレンゲには注意を。私も、レンゲの淵でなんどか唇を切っております。(笑)
よく西洋人がマナー違反だという麺類をすする音ですが、中国でも本来は御法度でした。昔は、ラーメンを食べるときは回りの中国の人から注意するようにいわれたものです。最近は、日本式ラーメンの普及からか、この点はかなり寛大になったと思います。
上海では、どちらかというと麺は流し込むより、お箸に巻き付けて食べるというのが本来のスタイル。上海小姐が食べている様子を観察するとわかります。
よく食べ物をクチャクチャと音を立てながら食べる人がいます。基本的に、中国ではNGです。マナーを意識していないひとは、どうでもよいかもしれませんが、テーブルマナーのNGは、基本的に万国共通だと私は思います。
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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
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