上海では餃子よりもむしろワンタンというのは、皆さんご存じの通りです。
ワンタンは皮こそ自宅では作りませんが、具はそろぞれの家庭によってバージョンがあり、楽しいモノです。
餃子では、作りたての餃子はまず水餃子にし、残り物の餃子を焼き餃子にしますが、実はワンタンもよくにていて、作りたてはスープワンタンとなり、残り物は焼きワンタンにすることがあります。
上海では、暑い夏を乗り切るために、冷やしワンタンもあります。「冷やし」と書くと語弊がありますが、用は「ぬるい」ワンタンです。スープにはいれず、ごまやピーナツのソースに香醋を混ぜて付けダレでいただきます。
さすがに、「冷やし餃子」はありません。餃子は、冷やしてしまうと味が極端に落ちてしまいますから、だから焼き餃子がこれだけ広がったのだと勝手に解釈してます。きつね色に香ばしく焼かないとちょっと食べられない。
ところで、スープワンタンは、この寒い時期に食べると非常に美味しい。
薄味だし、身体の芯から温もってくる気がします。水餃子の場合、スープはせいぜい餃子の煮汁程度ですが、ワンタンはスープに薬味をいれて美味しくいただきます。干しエビや海苔のような紫菜なんかをいれると結構いけますしね。
ワンタンは具に入れる豚肉が結構大事で、我が家でもいろいろこだわってはいます。
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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
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