娘も3歳になって、ついにサンタクロースがやってきました。
サンタクロースが無事に我が家に来られるように、IKEAにいってクリスマスツリーも準備し、靴下も置いておきました。
そもそも、クリスマスについてどうもよく分かっていない娘。絵本などで読み聞かせてはいたのですが。
上海の街に連れて行くと、サンタクロースやトナカイがいて、クリスマスツリーが飾られていることは知っています。
我が家では、上海人の義母義父をはじめ、妻もサンタクロースが来るこのイベントのことをよく理解していなかったので、まずそのことを説明しなくてはいけません。

中国では世代間の差が大きいし、文化的背景の違いもあるのですが、そもそも現実主義の中国では、こうしたイベントをあまり重視しないような感じもします。商業主義は強いですが。
25日の朝、我が家にもサンタクロースが来ました。
クリスマスツリーの下を覗きに行った娘から、歓喜の声が聞こえてきました。私も、とりあえずほっとしました。子供に夢と喜びを与えるサンタクロースは、来年も無事に来てくれますように。
今年は週末がクリスマスイブだったので、道路もどこも大渋滞。私は夜が中医クリニックでの診察でしたので職場に詰めていましたが、出勤するときにいつもとちょっと違う上海の雰囲気を楽しんでいました。
クリスマスの上海は、今年は例年よりトーンダウンした印象です。淮海路の夜景も今ひとつでしたが、節電が叫ばれている昨今ですので、これぐらいがちょうどいいのではないかと思います。
それでも、浦東新区花木のケリーセンターなど新しいショッピングエリアは、美しく飾られていました。
しかし、上海でよく見かけるサンタクロースの肖像画はどこも一緒ですね。壁や窓に貼られている肖像画です。もう少し個性があってもいいように思いますが。
子供が大きくなってきて、クリスマスの楽しみがまたひとつ増えました。子供より親の方が楽しんでいたりして。でも、子供の喜ぶ顔を見るのは楽しい。
現実的な中国社会にいますが、やっぱり夢をみることは大切にしてあげたいと思っています。
クリスマスの25日の上海は非常に冷えました。私の印象では、うちの近所での初霜です。我が家はまだ一切暖房器具を使っていませんが、さすがによく冷えました。クリスマス寒波は乗り切ったので、この冬は年末まで暖房なしで乗り切れるかも。(そもそも、今年の上海の冬はあまり寒くない!?)
暖房をつけた部屋で薄着をするよりも、暖房をやめて多少厚着をしたほうが、風邪になりにくいような気がします。娘もいまのところ風邪も引いていませんし。
暖房を一旦つけてしまうと、中毒と一緒でつけないといられなくなるので、我が家では中医学でいう「秋凍」の考え方でがんばっています。また、外との温度差が大きいほど、体調を壊しやすいように思います。これも先人たちの智恵ですね。
中国ブログランキングへ

健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
【連絡】1月1日〜10日まで中医クリニックの拡張移転と正月休暇のため休診させていただきます。移転先は、上海市中山西路1602号(×柳州路)宏匯国際広場B座101室です。また、1月11日に完全移転後、12日から新しい住所でスタート。土曜午後診察もはじまります。土曜日は午後・夜、日曜日は午前・午後週末診察いたします。