12月ももうあと数日を終わろうとしていて、Facebookを見てみると、「そろそろ仕事納めで・・・」という友人たちの声も聞こえてきますし、日本のテレビ番組をみていると、年末ムード一色。
もうすぐ正月といった感じですが、私の中医クリニックでの仕事は12月31日までびっしり入っていますので、しっかりと働いてきます。
同じ地球上でも、時差が1時間しかなくても、世界の様子は全く違うわけで、何か楽しくなってきます。とりあえず、1月2日〜9日までは家族を引き連れて奈良に飛んで、温泉でも入りながら英気を養いたいと思っています。
今日もお昼休みに会議が入ったり、診察が長引いたりと非常にバタバタし、中医クリニックの完全引っ越しとリニューアルを来年1月11日に予定しており、お昼をじっくりと食べる時間がないという最悪のスケジュールでした。
そこで、近くのコンビニいってお弁当を購入。
最近、上海のコンビニではアツアツのお弁当を食べられる仕組みができあがりつつあります。今までの作り置き型ではなく、コンビニの中で、電子レンジを使わずに、比較的美味しいおかずを選べるというこのサービスはなかなか素敵!
料金も、写真の肉類1つ、野菜2つで10元というのもいいのですが、栄養バランスのとれるメニューの組み合わせを自分で考えられるのもまたメリットだと思います。
ただ、この手の弁当はあくまでも「中国式」。
いわゆる、ご飯のうえにおかずを豪快にのせて、どんぶりにしてしまうというパターンですが、この食べ方は我々日本人からすると、かなり違和感があるかもしれません。そういえば、上海中医薬大学にいたころ、学生食堂で小さな洗面器のようなお椀に、ご飯やおかずなどを一切合切詰め込んで食べることにかなりショックを覚えました。
中国の弁当には、もともとおかずを仕切るという考え方があまりありません。さらにおかず同士が干渉し合って、汁もごちゃごちゃになっても構いません。ごちゃごちゃになったほうがむしろ美味しくなるという発想も面白い。
だから、今日の紅焼肉3かけらを入れてもらうときも、「汁もしっかり入れる?」と店員に聞かれてしまうぐらいです。ただ、日本ではこうやってご飯にごちゃごちゃのせて食べるのは、丼以外かなりタブーですよね。
日本の整然と盛りつけられたお弁当が懐かしいです。
ちなみに、中国では食べ物と言えば熱々が原則で、弁当でも冷たいままでは決してたべません。また、冷たい弁当を食べていると、回りから同情の眼差しでみられます。熱い物へのこだわりは非常に大きいです。
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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
【連絡】1月1日〜10日まで中医クリニックの拡張移転と正月休暇のため休診させていただきます。移転先は、上海市中山西路1602号(×柳州路)宏匯国際広場B座101室です。また、1月11日に完全移転後、12日から新しい住所でスタート。土曜午後診察もはじまります。土曜日は午後・夜、日曜日は午前・午後週末診察いたします。地図はこちらです。