WHOが定めている新しいICD-11に、いよいよ中医学・漢方・韓医など伝統医学が関わるようになってきました。中国も大きく関わっているようで、
WHOのICD-11改定への中医学の動きを少し書いてみました。
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最近、上海のタクシーのシートカバーが変わってきたのを皆さんご存じかと思います。
白いシートカバーから、グレーのPVC製にものになりました。公式な理由は、シートカバーを洗うための水を節約する、いやゆる「環境保護」のためなのだそうですが、個人的には白いカバーが懐かしく思います。
白いカバーを洗うために、年間使われている水の量は10万トンと試算されています。これに、洗剤などによる環境破壊も加味されるというもの。また、白いカバーを使っているとき、1ヶ月にかかるコストは10元。これは、運転手の負担になっていて、PVC製に変わった後は取り消しになりました。一方で、PVCだと、まず洗う必要がない。ぞうきんがけ程度でいい、というのだそうです。
しかし、最近タクシーに乗ってみて、PVC製のシートに取り替えてから、どうもきっちりと清掃されていないように思われることが少なくありません。特に、雨の日なんかは、あまり気持ちいいモノではない。タクシーなどは、バス同様に公共の交通機関ですので、毎日色々な人が乗車するわけで、やはり清潔感は大事にしてもらいたいと思います。
また、グレーという色も微妙で、シートの上に忘れ物をすると、気付きにくいと思います。さらに、PVC製に変わってから、車内での会話の響き具合もかわってしまい、なんかキンキンした感じになりました。私個人的には、以前の白いシートのほうが好きです。少なくとも、汚れているということが一発でわかりますからね。
そういえば、以前、上海のタクシーにあって、いつの間にか消えてしまったサービスに、自動ドアもありました。
日本のタクシーと同じように、後部座席のドアを自動であける装置がつけられていたのですが、結局、本格的に使われることなく消えてしまいました。まあ、上海人のせっかちな性格では自動ドアが開くのを待つより、さっさと自分で開けた方がよい、といった事情もあるかも。なにより、ドアが開くのを待っていたら、さっさとタクシーが別の人にとられてしまうという心配もあるかもしれません。

環境保護のために、LPGをつかっていたタクシーもめっきり減りましたね。いまでは、殆どがガソリン車になってしまいました。
私も含め、昨今の上海でのマイカーの普及で、今までタクシーを使っていた人たちが、だんだんと利用しなくなってきました。また、燃料代の値上がりで、タクシー運転手の懐具合も厳しい。運転手のなり手がいないという問題も深刻化しています。
そんなこともあり、以前はいろいろ工夫のみられた上海のタクシーサービスも、ここ数年は何となくマンネリ化しているような感じがしないわけでもありません。
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posted by 藤田 康介 at 00:00|
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