ただ、道路自体はそれほど広いものではなく、北京などと比べると明らかに狭い。よって、一旦写真のどこかで事故や故障車がでてくると、あっという間に渋滞してしまうのです。早期に設計された道路の多くは、今の自動車の量を想定できていませんからね。1996年に私が上海に来たときは、市内を東西につなぐ延安高架道路ですらなかったのですよ。
さて、中国でクルマを運転していて、結構厄介なのがゴミなどの落下物。これが尋常ではない。こちらで、教習所に通っていたときも、助手席に座っている教官が、ミカンの皮や、鼻をかんだテッシュなどを平気でぽいぽいしてしまうようなお国柄なのです。まあ、その程度ならまだ許せるとしても(あ、本来は許せないのですが。。。)、段ボールとか、ブロックとか、最強なのではタイヤが落ちていたこともありました。とにかく、上海の道路は、自動車専用道路ですら落下物に対して油断ができない。道路にあいている穴ぼこにも注意しますが。
高架道路の清掃は、上海高架養護管理有限公司が行っているのだそうですが、1日に出てくるゴミの量はなんと5〜6トンだそうです。特に多いのが、南北高架道路だそうで、内環状線はまだマシなのだそうです。窓を閉める夏や冬はまだましでも、春や秋にはもっと増えるらしい。なんとの厄介な話です。
鉄道でも長距離バスでも、外にゴミを捨てる習慣は、いまだに中国に残っている。昨今、バスも鉄道も窓が開かなくなって減ったとは思うのですが、停滞したあとの道路のゴミの量って、いつも本当に凄い。なぜそういうことが簡単にできてしまうのか、これだけ中国に長く居ても未だに理解できないのです。
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