2012年03月25日

今年も上海に黄砂がやってきた

 上海でも末期癌患者に対する緩和ケアが本格的に動き出しました。すばらしい試みだと思います。詳しくは、こちらをご覧ください。

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 さて、3月24日に上海もついに「春宣言」が出ました。

 ただ、昨日あたりから、確かに上海に天気は快晴でよくなってきているのだけど、なにか空気がいつもと違う感触を持たれた方が多いと思います。

 写真をとっても、何となくモヤがかかって黄色く写ってしまうのもそのはずで、今、上海に黄砂がやってきています。3月も下旬に入り、いよいよ黄砂のシーズンに入りました。北方エリアほどひどくないにしろ、それでも上海では数回はもやが出たような天気になります。特に、去年の春は酷かったです。

 黄砂は主に、中国北方から気流に乗って運ばれてくるのが殆どで、直径の比較的大きな粒子が空気中に漂うことになります。そのため、APIやPM10などの数値が上昇し、上海環境観測センターの大気汚染度の評価も、「軽度の汚染」となっていました。

 「軽度の汚染」が発表されているときは、心臓病があったり、呼吸器疾患をもっている場合、屋外での運動を避けるようにといわれています。

 上海の天気予報に表示される「大気汚染」の情報には、毎日注意したいところです。

 一旦雨がふると、そうした粒子は洗い流されることになり、空気がすがすがしくなります。上海にいると、雨が妙に恋しくなってしまうこともあるのです。


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上海浦東新区の世紀公園にて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類