OPENするというウワサは聞いていましたが、べつにこちらのマスコミで騒がれることもなく、日本のメディアにもあまり登場していなかったので、今ひとつ盛り上がりに欠けるというか、そんな私の印象です。
私は、東京や大阪にあるような、ビル数階分のフロアを使うのかと思ったのですが、実際は伊勢丹の6階の一角のコーナーを使い、しかも外かもそれらしき表示もないので、伊勢丹の中に入っても、はっきり言って場所が分かりにくい。6階にきて、しかも売り場にはいって、やっとロゴが出てきたぐらいです。
上海でこの手の店のライバルというと、IKEAとか無印などがそうなるかもしれませんが、こういう小規模的なOPENの仕方は、上海ではあまり受けません。試験的にうんぬんというやり方では、スピード感で負けてしまうのです。ましてや、いまでは上海ではネットショッピングが大隆盛。小さな雑貨店も氾濫しており、手強いライバルは予想以上に多いような気がします。
例えば、上海で大成功を収めているIKEAのように、あっという品揃えと売り場面積がなければ、お客さんはその場所に滞在することなく、すぐに立ち去り、飽きられてしまうように思うのです。目的をもって買い物に行くよりも、ついで買いする人が多いように感じるのです。
日本の東急ハンズの規模ならそこそこいけるかと思っていたのですが、上海のはやはりインパクトが弱い。今日、平日のお昼過ぎに行ってみたのですが、やはり客の入りも今ひとつだったような気も。
少し前だったら、「日本のもの」はそれなりに人気はあったのですが、最近は上海でものがあふれすぎています。むしろ、上海周囲の都市へ進出したほうが、勝ち目がありそうな気もするのですが、いずれにしろ今後の健闘を期待したいと思います。
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