2012年04月14日

木の上の家&張家浜のサイクリングロード

 マウンテンバイクの盗難にあってから、サイクリングはすこしご無沙汰していますが、地下鉄駅までは日本から持ち込んだママチャリを譲ってもらい、我が家では大活躍しています。

 今日は、朝から天気がいいし、中医クリニックへの出勤前の時間を利用して、どこかにサイクリングに行こうと考えていた矢先。。。。

 最近、上海のほぼすべての新聞で大きく取りあげられた「木の上の家」に目がとまり、今朝見に行ってきました。

 早速、iPhoneの地図で確認すると、場所は、浦東新区の申江路と金明路。世紀公園や上海科技館の前を流れている張家浜をひたすら走ると到着することが判明。

 浦東新区の花木エリアに最近住まれている日本人が急増していますが、張家浜は両サイドに歩道がついているのをご存じの方は多いはず。途中、道は途切れたりしますが、金橋エリアの一戸建て高級住宅街を走り抜けます。これがサイクリングロードとしてはなかなか気持ちいい。

 今の時期は、菜の花が見頃なので、黄色の彩りが鮮やかです。

 以前、東へ東へ自転車を走らせると長江までたどり着きました。

 さて、気になるこの木の上の家ですが、黄さんが2004年11月ごろから10ヶ月ほどかけて自作したモノ。廃品回収を再利用し、さらに7000〜8000元を費やして作られたそうです。黄さんは、奥さんと離婚し、それまで住んでいた家を奥さんに譲り、家がないので仮の住まいとして木の上の家に住んでいたそうです。

 その後、近くに家を建てたので、そちらに住むようになったそうですが、このエリアも再開発で立ち退きとなり、私がいったときもすでに取り壊しが始まっていました。

 木の家の入り口には鉄製のはしごがつけられていて、床はコンクリートでつくられている、かなり本格的なもの。
 当時は電気も通っていて、なかには屎尿をためるトイレまで。肥料として使っていたのだそうです。残念ながら、違法建築だったので、私がみた木の家は、屋根などは取り壊されたあとでしたが、なんか楽しいですね♪ 大人でもワクワクしそうです。

上は「東方早報」に掲載された木の上の家の写真。下は、14日の様子。


 上海は平地ばかりなので、特に浦東エリアはクルマも少なく、自転車は走りやすいです。ただ、近年の電動自転車の普及には目を見張るものがあり、私のように純粋にママチャリをこいでいるひとは、いまや殆ど見かけなくなりました。むしろ、スポーツとしてマウンテンバイクに跨がっている人の方が多いように思います。

 ちょっと自転車に乗るだけでも、美しい菜の花が上海ではみられます。iPhoneで確認すると、20キロほど走ってきました。


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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類