2012年05月31日

上海在住の県立奈良高校OBの皆さんへ

 上海在住の東大寺学園や畝傍高校卒業の方の声は時々耳に入るのですが、我が母校、奈良高校卒業の方には意外と巡り会いません。

 いや、きっといらっしゃるのでしょうけど、上海奈良県人会などに顔を出しておられないだけと信じて、改めて呼びかけてみることにしました。今、私と同じぐらいの世代で、一人見つかりました。

 「自主創造」や「奈高ファミリー」などの言葉にピンときた方、ぜひ私まで御連絡下さい。メールアドレスは、このブログの左側にあります。もしある一定の数が集まれば、OB会を上海で開催したいと思っています。

 ちなみに、私は90年代前半卒業で、奈良高校が春の選抜高校野球に出場したときに現役として応援に行った世代です。進学校なのに、甲子園にいったという快挙でした。

 卒業後、あまり母校には顔を出していませんが、OB達(先輩達)との繋がりは今でもあります。大学時代の友達は大部分が医学系ですが、高校時代の友達は、あらゆる分野に散らばっていて、話を聞くだけでも面白い。さらに、Facebookを使用するようになってから、過去の繋がりが徐々に復活し始めています。

 上海でも繋がりを増やして行きたいと思いますので、ぜひ! 
 よろしくお願いします。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2012年05月29日

初ゴルフ練習&太湖東山の枇杷

 朝ご飯はバイキング方式で、内容も結構よくて、宿泊料金の中に2人分も朝食も含まれていたのは嬉しかったです。最近のホテルは、朝食は別途というのが増えていますからね。

 さて、ここのホテルでは宿泊料金のなかに、温泉の料金とゴルフ練習場の料金(60球)も含まれているので、せっかくだからゴルフ練習場へ行ってみることにしました。生まれてはじめてのゴルフ練習場です。

 一応、インストラクターがいたので、クラブの持ち方と打ち方を伝授してもらいました。初めはなぜかなかなかボールにすら当たらなかったのですが、当たり出したら結構楽しくなってきました。7番アイアンしか使いませんでしたが、上手く当たれば150ヤードぐらい飛ぶんですね。結局、妻の分の球も打たせてもらい、120球を青空に向けて打ってきました。正面に山が見えるので、気持ちよかったです。アイアンは、中国語では「铁杆」と言います。(翌日談ですが、腕・足・腰が筋肉痛に。あまり普段は使わない
筋肉のようです。)


 そのあと、娘を連れて、再度温泉にいってきました。本来は1泊目の1日目しか温泉に入れないハズだったのですが、ここは交渉次第。こんな中国の臨機応変さが好きなのですが、そもそも1泊目しか入れないという制度はおかしい。それと、文化的な違いからかと思いますが、朝風呂に入る習慣が中国では全くないので、午前中は温泉は営業していないというのは残念でした。

 ここも午後13時から夜0時までの営業です。クラブハウスの2階にはかなり充実した休憩設備があり、ベッドに寝転がってもよし。妻は私が娘を温泉に入れている間、お昼寝していました。


 一路、上海へ戻る予定でしたが、せっかく太湖の近くまできているので、知り合いの農家の許さんを訪れて、今が旬の太湖東山の枇杷を買って帰ることにしました。枇杷と言えば、福建産のでかい枇杷を思い出すかもしれませんが、東山特産の枇杷は小さくて甘い。食感がかなり違います。許さんによると、今年は不作の年で、あまり収穫できていないのだそうですが、それでも10箱分いただきました。

太湖は水質にいろいろ問題がある、水平線が彼方に見える巨大湖ですが、風景は美しい。その脇には太湖を巡る道路が走っていて、クルマを走らせるとすごく気持ちよかったです。アウトドアが大好きな義兄は、上海から自転車で乗り付けて、よくこの湖畔を走っています。


上が福建省の枇杷、下が東山の枇杷


 帰りはS58ーS26ーS1501ーG50ーG15ーS32と走りました。このうち、トラックが多くて運転しにくかったのがG15。文字通りトラックの間をくぐり抜けながら走らないといけません。中国のトラックは、日本のトラックと比較して、明らかにスピードがでないので、高速道路の流れを乱してしまうんですよね。 大回りをしたおかげで、渋滞にあうこともなく、2時間程度で上海浦東に到着。ちょっとした穴場を見つけた気分で楽しかったです。

 たった2日間のショートトリップですが、なんか4〜5日は出ていたような錯覚に陥ります。
久しぶりに、のんびりとしながらも充実した休みを過ごせました。娘はクルマの後ろで爆睡していました。

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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて

【連絡】6月7日〜10日までは日本温泉気候物理医学会のため東京・秋田へ、6月28日〜7月1日まで日本東洋医学学会のため休診します。




海のような太湖でした
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2012年05月28日

蘇州市の旺山にある天然温泉

 上海からクルマで1時間40分ほどで、山と温泉のあるエリアにいけるとは、ビックリしました。
 弁護士のWさんから以前から勧められていたのですが、私がいったのは今回が初めて。

 渋滞する上海の内環状線や延安高架道路を抜けると、あとはスイスイと。ゴミゴミした街を抜けて、気分転換にやってきました。上海でも淀山湖あたりまでくれば、高速道路沿線の緑も水のある風景となり、美しくなります。

 今回やってきた場所は、環秀暁築養生度假村。掘削式の温泉ですが、温泉付きのリゾートとして2009年に開業しました。(公式HPです。HP上の宿泊料院は高いですが、この日は電話して問い合わせるとファミリールームで1泊880元でした。ゴルフ練習場とSPAが使えます。)

 場所的には、蘇州市の南側に位置します。旺山という山が連なっていて、あともう少しクルマを走らせば太湖にでることができます。蘇州にこれほど自然の山々が残っているとは思いもしませんでした。そして、せっかく蘇州に行くのだから、蘇州の古い友達にも会おうということで連絡をつけました。彼は、地元蘇州人。蘇州の政府関係にもつよいパイプをもっていて、蘇州で活動するときはいろいろアドバイスをもらっています。


 案の定、駐車場にとまっているクルマはほとんどすべて上海ナンバー。知る人ぞ知る場所なんでしょうね。食事は、ホテルから歩いて10分ぐらいのところに「農家楽」のレストランが並んでいます。我々は「縁圓」に入りましたが、これが結構よかった。蘇州人の彼にも満足してもらえてよかったです。蘇州料理は、上海料理とよく似ていて、淡水の魚介類を使うのが最大の特徴。でも、しっかりと煮込まれた、とろけるような大根と豚肉の中華煮付けもうまかった。地元蘇州でよく食べるのだそうです。

 そのあと、ホテルの山の中にあるお茶屋へ移動。木造で作られた施設でバンガローもありました。山の中の静寂のなかで、美味しいお茶を頂きながら積もる話に花を咲かせました。ゆっくりと時間を過ごすのにはいい環境だと思います。

 ホテルからSPAまでは歩いて5分ほどかかります。私が行った時間帯が遅かったからか、人は全然おらず貸し切り状態。従業員にきいたら、平日はいつもこんな感じだそうです。外には露天風呂もあり、そこそこゆっくり出来ました。ただし、水着着用です。でも、水着着用だから男女関係なくみんなで温泉を楽しめますね。泉質は硫酸カルシムで、掘削して加温しているのだそうです。中国の温泉といえば、中医薬(漢方薬)の薬浴が大好きですが、ここもそうでした。いろいろな種類の薬浴がありました。

 脱衣場も浴槽も人が少ない分だけ、かなり清潔。お風呂からあがったときに、上半身用と下半身用のタオルが分かれていたのにはビックリ。さらに、水着を脱水してくれました。従業員はとてもフレンドリーで、いろいろなことを聞きました。

 いつも蘇州にきて思うのですが、蘇州人は物腰が柔らかな人が多い。上海のあのぎしぎしとした雰囲気とはぜんぜん違います。蘇州人が上海にいくと、息が詰まりそうになるといっていましたが、よく分かるような気がします。

 ここの温泉はなによりも人が少なく、クルマでのアクセスが便利なので、また時間を見つけて休憩しに行こうかと思います。しかし、地元蘇州人の友達がいるのは心強い。彼とはもう15年来の友達で、蘇州の魅力をいつもいろいろ教えてもらいました。

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【連絡】6月7日〜10日までは日本温泉気候物理医学会のため東京・秋田へ、6月28日〜7月1日まで日本東洋医学学会のため休診します。

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