2012年05月14日

ネズミの子供たち

最近、上海の天気は雨が降ったり、曇ったりとさえません。今日もまた然りで、ぜんぜんすっきりとしません。ただ、世紀公園と、そこまでにいくプロムナードはいい感じになってきています。緑がますます新鮮感を出していると思います。

 今日はまったく趣味の世界の話です。


 さて、我が家のネズミ。ついに、子供を5匹産みました。ネズミの寿命は2年程度なのですが、そのうち1ヶ月は授乳期です。寿命からすると、長いような気がするのですが、まだ肉色の赤ちゃんが、おがくずのなかにいました。

 ネズミ系の飼育は馴れたものです。昔、中医薬大学の大学院で研究していたときも上海科学院の実験棟で、何百匹とネズミを飼育しておりました。生薬を服用させて、その効果を確認するというものです。

 雄と雌を飼育して数週間ほどで、子供が出て来たことになります。「ねずみ算」ともいいますが、確かにどんどん増えてきますよね。ちなみに、雄と雌は、同時に飼育していたときは、しばらく仲がよかったのですが、その後、(後尾のあとかと推測しているのですが)だんだんと仲が悪くなり、当初は雌より雄のほうが強かったのだ、最終的には雌が雄を襲うようになり、雄が出血する惨事に。共食いの危険性がでてきたので、別々に飼育しました。そして、しばらくして子供が生まれてきました。


 生命の誕生とは、不思議なものです。なにもないところから、5つもの生命が、しかも急に宿るわけですから。娘もビックリしていました。(ちなみにうさぎは上手く飼えば10年ほど活きると養殖業者から聞きました。)


 さらに、最近、妻が淘宝で買って来たキノコの素から、キノコが続々と生えてきました。これも食用だそうです。野菜だけでなく、キノコ類も自分で栽培してしまおうというキットです。

 春から夏にかけてのシーズンは、中医学でも陽気が一気に盛んになる時期。池のおたまじゃくしもどんどん大きくなってきています。カメも食欲旺盛。いろいろなものの生命の動きを感じている今日この頃です。


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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて

中医学での中薬薬剤師の役割を更新しました。
【連絡】6月7日〜10日までは日本温泉気候物理医学会のため東京・秋田へ、6月28日〜7月1日まで日本東洋医学学会のため休診します。

 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類