こうした大学のOB会といえば、以前は日本人のおじさん達が集まってくるというイメージかもしれませんが、最近は中国人の留学生で、日本から上海に戻ってきた人が少なくなく、第一線で活躍されています。
こうした人脈は、大阪にとっても貴重な財産でもあることはいうまでもありません。そして、90年代に留学されていた中国人の留学生たちが日本で学問を修め、そろそろ管理職に就くころでもあり、また、日本から中国に戻ってきて起業された方は、事業が軌道に乗り出している時期でもあり、私も色々刺激を受けました。
そんなOBやOGの中に、たまたま私の中国語版ミニブログ「微博」の読者がいました。全然面識はなかったし、Twitterと違って「微博」はじめて間がないし、大したフロワーがいないのに、こうやってリアルでお会いできるとは非常にびっくりしました。バーチャルからリアルへ。世界は狭いものです。
会のゲストとして参加され、大阪市立大学OBで、元みずほコーポレート銀行(中国)株式会社恷亦キ、そして上海市の名誉市民でもある花井健氏のお話を伺うことができました。さらに、大阪市上海事務所の安井所長の横に座らせていただいたこともあり、大阪と上海の関係の深さをいろいろご教授いただきました。橋下市長に変わってから、大阪市や大阪市立大学をとりまく環境がいろいろ変わってきているみたいですが、上海市と大阪の関係は、これまでの蓄積が財産ですので、ぜひ継続していただきたいと思います。
今回、会場として利用させていただいた巨鹿路889号にある「席家花園」はなかなかおすすめでした。上海料理を中心とした典型的な料理が出てきましたが、しっかりと作り込まれていて、おいしかったです。旧フランス租界地の雰囲気あふれる洋館の中のレストランでした。
考えてみれば、県人会も毎回日本料理にする必要がないなと。中華料理のほうが同じ値段でもコストパフォーマンスがいいし、テーブルなので移動も便利だなと思いました。
幹事の皆様、ありがとうございました。
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健康ブログ:「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
【連絡】6月7日〜10日までは日本温泉気候物理医学会のため東京・秋田へ、6月28日〜7月1日まで日本東洋医学学会のため休診します。