毎回、日本に戻ったときに感じるのは、コンビニやスーパー、さらに本屋などにいくと、何も言わなければ、必ずビニール袋に商品が入ってきます。この量は半端ではありません。それも、かなり上質なビニール袋ばかりで、中国の袋とは比べものになりません。
中国で、ビニール袋の制限が出されたのが今から4年前の2008年6月1日より。この制限は、中国全国規模で実施されたため、この4年間で節約されたビニール袋の数は、240億枚以上。これによって節約された石油はなんと480万トンにも及ぶのだそうです。また、厚さ0.025ミリ未満の袋の製造・販売も禁止になったため、中国全体の買い物袋の質も多少よくなったみたいです。
上海でも、コンビニでも基本的に買い物袋は買わなければなりません。そのため、弁当を買っても、手でそのまま商品をもって出てくる人が大多数。スーパーになると、エコバックなどなにか袋を持ち込んで買い物をする人が圧倒的に多いです。いい習慣だと思います。
中国の雑貨店などで買い物するときに消費者が買うビニール袋ですが、たまに日本の小売店の袋が混ざっていたりします。先日も、近鉄百貨店のビニール袋をもらいました。ただ、それだけ大量に日本向けのビニール袋が中国で生産されているのだと思うと、エネルギーや地球温暖化の問題も考えれば、あまりよろしくないなと思います。
日本でも早く買い物用ビニール袋の禁止令が出てもいいように思うのですが、利便性のことを考えるとまだ先でしょうか。
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