2012年08月29日

1周5キロの世紀公園に健康歩道

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 東京の皇居では、多くのランナーが健康の為に走っていると聞きますが、上海では世紀公園がランナーの間でちょっとした人気になっているのは、ご存じの方も多いはず。上海浦東新区にある世紀公園は、上海の内環状線以内では最大の公園で、浦東の日本人学校にも近いエリアにあるので、日本人の間でも馴染みはあるのではないでしょうか。我が家も、この近くにあります。なにを隠そう、2004年当時に本当になにもなかったこのエリアにわざわざ住もうと私が決めたのも、この世紀公園の存在が最大の理由でした。

 世紀公園は10元の入場料がとられますが、いつでも自由に入れる年間パスもあるので、こちらを買うのが便利ですが、お金を使わなくても世紀公園の外周も、ランナーにとっては人気になっています。私も以前、自転車で測りましたが、1周はたしかにちょうど5キロあります。そこで、5キロのコースに「健康歩道」をつくる計画がスタートしました。これは朗報です!

 起点は、世紀公園の7号口。ちょうど、地下鉄2号線の世紀公園駅にちかい入り口で、花木路×海桐路に位置します。ここからスタートして、錦繍路と芳甸路と進み、再び花木路に戻ってくるコース。右手には世紀公園の豊かな緑があるので、空気も幾分すがすがしく感じることができます。

 この世紀公園エリアがどれだけ空気がましかは、浦西から窓をあけてクルマで移動してくるとよく分かります。夜になると、一応、木や草の匂いがしてきますし、夏場は、とくにひんやりとした空気を感じることができるのです。私もここにくると窓を開けるようにしています。



 さて、この健康歩道の計画ですが、5キロのコースには、21枚の看板を立てて、どれだけ走ったか、カロリーの消費量はどれぐらいか、さらに様々な健康知識を表記するのだそうです。今年の秋頃には完成するそうですが、世紀公園のまた新しいスポットになりそうですね。



 私も中医クリニックにこられる患者さんにいうだけでなく、自分自身でも頑張っていますが、1日1万歩というのはぜひクリアしたい目標。日々の生活の中に、腹七分目以外にも「歩くこと」を採り入れてください。





【連絡】・日本温泉学会参加のため、9月6日(木)〜13日(木)まで休診します。 
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posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(2) | ここは上海なり

2012年08月28日

第17回上海奈良県人会無事終了(SHARIにて)

 台風の影響が心配されましたが、8月28日の第17回上海奈良県人会は無事終了しました。今回は、永嘉路630号の「SHARI」の洋館の前庭をお借りして、BBQという初めてのこころみでしたので、いつも以上に天気が気になっていました。結果は、多少蒸し暑かったですが、屋外で食事をするにはいい、すばらしい夕べになりました。
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 今回、寿司バー「SHARI」を使わせていただいたのも、ここのマネージャーがなんと奈良県のご出身で、しかも私の実家のすぐ近くであったというご縁もあり、いつもの趣向の違った県人会になりました。恒例の講演会は、上海奈良県人会の前会長の原田さん。奈良に帰任されたあとも、ちょくちょく上海にいらっしゃっています。

 今回の県人会の参加者は31名。毎回、半分ぐらいは新しいメンバーになっています。そのため、新しい出会いも期待できるかと思いますが、ここ最近は女性の参加が少ないのがすこし残念です。

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 私にとっては、ついについに我が奈良高校の一つ下のOBとも会えました。そうなると、高校時代のローカルな話でもりあがることになります。となりのT学園のOBも。中医学・漢方の関係で、日本の東北におられる先生とのつながりもあったり。地球は狭いものです。
 皆さん、上海を舞台に活躍されています。

 次なる出会いを求めて、次回は秋頃になるかと思いますが、皆さんのご参加をお待ちしております。

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 この奈良県人会は、私は発起人の一人としてずっと関わってきています。原田元会長が奈良にお戻りにまり、また中国30年の福島さんも8月いっぱいで日本へ戻られるとかで、私もいよいよ最古参の部類にはいるようになってきましたが、まだまだこれからもがんばって行きたいと思います。

【データ】SHARIU(寿司バー)
住所:上海市徐匯区永嘉路630号
電話:021-54660320
HP:http://www.shari-shanghai.cn




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posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | 上海奈良県人会

2012年08月25日

B級グルメを全国へ、「黄馍馍」の快進撃!

 中国には本当に沢山のB級グルメがあります。上海近郊でももの凄い数です。ちょっと旅行にいっても、まだまだ見たことや食べたことがない食べ物を発見できます。中国に17年いる私でもまだそんな状態です。


 我が家の近くに最近OPENした西貝は、以前にいってきて、ブログでも紹介しました。

 ここが最近、力をいれているメニューに「黄馍馍(ホワンモモ)」というのがあります。このエピソードは少しおもしろい。



 ことの発端は、人気テレビ番組「舌尖上的中国」で紹介され、中国陜北エリアで有名なB級グルメの「黄馍馍」が、西北料理の専門店を全国に展開している「西貝」の社長の目にとまり、さっそくこれをテレビで紹介した黄さんと契約し、自分の店でほぼ独占的に販売することになりました。上海では8月8日から巷でも大々的に広告が出されています。地域の小さなB級グルメが、あっという間に全国に広まってしまったというわけです。

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(黄さんの広告ポスター。なんかいい笑顔ですね。)

 では、この「黄馍馍」がどんな食べ物なのか。私も興味が湧いてきて食べに行ってきました。

 日本人的な感覚からいうと、蒸し饅頭です。いや、温泉饅頭といったほうが正確かも。外の皮は黄色です。原材料に粟を使っているようです。ボソボソとした皮の食感ですが、黄さんの地元の黄土で育てられた粟が一番美味しいらしい。その固さで2種類に分けられる粟なのですが、2種類の配合の比率がおいしさの秘訣だそうです。



 粟と言えば、中医学や漢方でも薬として使います。上海の中医系の薬局では「北秫米」とか「秫米」などと呼びます。不眠症の治療や、胃腸の働きが弱っている虚弱体質の治療に重宝します。両者の症状が存在しているときは、黄帝内経に出てくる有名な処方、「半夏秫米湯」を使います。



 さて、黄色の饅頭の中に入っているもの。日本ならさしずめあんこでしょうが、ここは中国。棗と小豆をうまく組み合わせています。どちらも中医学や漢方の薬膳の代表選手。



 ちょっとした伝統食に過ぎなかった「黄馍馍」ですが、こうみてみると結構健康食ですね。

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 58歳の黄さんは、奥さんと一緒にこの「黄馍馍」を作っていたのですが、饅頭作りをしていたのは主にこの奥さんだったそうで、レストランチェーンとの契約で、生まれてはじめて飛行機に乗ることができ、地下鉄にも乗ることができ、なにより万里の長城や天安門に行けて大喜びだったそうです。中国全国には、こういう庶民がまだまだいるのです。

 西貝では、この饅頭を手作りにこだわって、1個3元で売っているのだそうです。中国全国45店舗で、1日3万個も売れるのだそうですから、すごいですね。日本でもご当地グルメがいろいろ登場しています。このように人気外食チェーン店と手を組んでメニューを広めていくのも、一つの戦略かもしれませんね。




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posted by 藤田 康介 at 17:25| Comment(0) | 中国で食べる