2012年11月16日

和室をフローリング+床暖房に改装

 我が家の内装は、結婚する前に全部自分でやりましたので、さすがに子供もできてくると部屋の使い方も変わってきました。とりあえずは、将来のことも考えて、部屋を有効活用しようと思い、2004年に和室にした部屋を和洋折衷タイプのフローリングにしようと思い立ったわけです。さらに、どうせフローリングにするのなら、床暖房も設置しようと思いました。

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 床暖房のタイプはいろいろありますが、使用頻度と工事のしやすさから、電気式にしました。今回使ったメーカーのサイトはこちらです。我が家の和室には、真ん中が掘りごたつになっているので、掘りごたつの下にも床暖房をつけることで、座ったときの暖かさを保てるようにしました。

和室からの床暖房設置というのは珍しかったらしく、業者さんもカメラを持ってきて撮影していました。

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 また、壁のクロスも和室使用から、明るめの色に変更。子供部屋にする予定なので、すっきりとした感じに仕上がりました。部屋として今後も存分に活用していきたいと思います。

こうした材料は、淘宝や天猫から検索すると、どんどん出て来ます。中国だけに、選択肢が非常に多いのは楽しいですね。





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posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | 上海での住宅内装

2012年11月14日

秋の味覚、食材の宝庫〜浙江省桐廬にて

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 我が家にとっての中国の地方都市の旅は、なんといっても食材を探しに行く旅でもあります。とくに、秋のこの時期は、本当にいろいろな食材を見つけることができるので楽しいものです。ネタは、スーパーや市場以外にも、農家の庭先や、村を歩く人たちの中にもあったりします。
 浙江省桐廬あたりの村々は、それぞれ村によって庭先に植えられている果樹に特徴があったりします。ある村では、文旦が植えられていたり、また柿がたわわに実っていたり。文旦は、上海でも見かけますが、その多くは福建産。浙江省産のものは酸味が強いのですが、文旦の皮と蜂蜜とあわせてシロップを作ったりして「柚子茶」として活用します。中医学的にも、喉にいいとされていて、地元でも風邪の時に使うと言っていました。無農薬というのは嬉しい。農家のおばちゃんから4つ頂きました。

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(ほしいも)

 そのほか、巨大なチンゲンサイのような菜っ葉の漬け物もこの時期から仕込むそうです。市場でも見つけましたし、農家も沢山収穫していました。早速、持ち帰って我が家でもいただきましたが、ちょうど野沢菜のような食感で、酸味もあって美味しい。地元の人は、チャーハンにも使っていましたが、ご飯が進む食材です。

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 また、市場では、農家の特製の自家製味噌(おそらく豆板醤か)が売られていました。代々伝わるものらしく、市場でも人気のお味噌だそうです。これは、同じく市場で売られていたプレーンな臭豆腐と一緒に炒めました。臭豆腐も、中国を代表する発酵食品の一つですが、唐揚げでなく、炒めていただくとおいしさが引き立つと思います。

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 文旦以外の柑橘類といえば、このあたりで収穫されるミカンも美味しかったです。ミカンは、上海エリアでも特産ですが、こちらのミカンも味にコクがあり良い感じと思います。桐廬の街を歩けば、そこら中にミカンが売られていました。

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 さて、農家の智恵でしょうが、村を散歩していると興味深いものを見つけました。崖に穴が掘られていて、フタがされていたので、なにが入っているのだろう?と思ったら、実は食材の貯蔵庫でした。そのうちの一つをのぞかせてもらうと、中にサツマイモが。サツマイモはいくつか分けてもらいましたが、甘みのある、ホクホクの焼き芋ができました。

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 最後に、桐廬の老舗レストラン、「永隆飯店」(桐君路108号)では、淡水ウナギを注文しました。上海でも淡水ウナギは食べられるのですが、水質が悪かったらとても臭くて食べられない。でも、さすがに桐廬のウナギは美味しかったです。

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(糖尿病にいいと言われているキクイモ)

 中国の食文化は、本当に楽しいと思います。それは、なにもレストランで奇抜で高級な料理を食べるというのではなく、素朴な田舎料理にある食材の魅力であると思います。というわけで、クルマのトランクには、いっぱいの地元野菜を積み込んで上海に戻ったのでした。



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posted by 藤田 康介 at 11:23| Comment(0) | 中国旅行記

2012年11月13日

中国の魅力は田舎にあり〜浙江省桐廬へ

 11月12日〜13日と浙江省桐廬へドライブに行ってきました。走行距離は653キロ。殆ど高速道路での移動で、しかもオフシーズンなので渋滞知らず。時間を有効に使えた快適なドライブでした。

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 1日目は朝6時45分に自宅を出発し、上海の外環状線からG60(瀘昆高速道路)、G2501(杭州繞城高速道路)、G25(長深高速道路)と繋ぐルート。途中、休憩を1回して桐廬についたのは、9時45分ごろでした。2日目の帰りは、G60からG15(沈海高速道路)をつかって杭州湾の北側を走って、S4とS32を繋げて、ラッシュ時の上海市内を避けるように浦東に戻ってきました。すこし遠回りですが、それでも19時前には自宅に戻りました。



 桐廬というのは、中国でも有数の、田舎の風景が美しく残っていて、盆地のなかにある街です。小さな村も沢山あり、そうした村々を訪れるのが今回の旅の目的。結構、山奥までクルマを走らせました。もちろん、舗装されていない道路もあったり、そもそも道幅が狭いところが多いので、対向車に気を遣います。

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 しかし、山の奥までクルマを走らせると、いろいろ楽しい村が出て来ます。このあたりは、経済的にも豊かな村が多いようで、家々も外壁にタイルを使ってカラフルでしたし、村々には太陽発電式の汚水処理施設などを設置していました。庭先で、お年寄りがひなたぼっこをしながら談笑している姿をよく見かけました。

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 また、祠堂を大切に保存しているのも印象的でした。祠堂とは、日本で言うと氏神様みたいなもので、その一族を祭っています。文革のころに破壊された祠堂は多かったのですが、桐廬エリアでは、立派に修復されていました。

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  さて、地方都市に行くと、注意しないと行けないのがお昼。上海みたいに、いつでも食事ができるわけではないので、13時を過ぎてしまうと、昼食にありつけるかどうかも怪しくなります。結局、私達もなんとかみつけた餃子屋さんで、お昼を済ませました。

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 午後からもひたすら山の中の村々を訪れました。観光地ではないので、情報はほとんどないのですが、Google Mapを見ながら、湖やダムを見つけては、その周辺までクルマを走らせて見ました。日本の田舎の原風景のような景色が、どこまでも広がっていて、なによりも、PM2.5値を気にしなくてもよい新鮮な空気に、心が癒される思いがしました。水と空気が良いと言うことは、本当に大切ですよね。



 この日は桐廬の中心地で宿泊。宿泊に使ったホテルは、開元名都酒店で、5★クラスのホテル。まだ設備的にもあたらしく、地方都市の5★ホテルとはいえ、サービスは確りとしていました。部屋は、ホテルのHPから、無煙室を予約できましたし、ちゃんとNHKも入ったのには驚きました。(地方都市では5★でもNHKだけはないことがよくあります。)朝食も、バイキング形式できれいなレストランには驚かされました。

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 中国では、とくに長江デルタエリアでは地方都市が確実に豊かになってきています。生活に関しても、人口の過密はないし、空気もよく、物価も安いので、上海などの大都市よりもずっと享受できているのではないかと思います。なによりも、心のこもったサービスを受けることができるのもいい。地元の人たちは、とっても温かいです。

 浙江省桐廬の印象は、上々です。




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posted by 藤田 康介 at 07:13| Comment(0) | 中国旅行記