2012年11月01日

1食40元(約500円)の機内食

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 関空と上海ぐらいのフライトだったら、早いときで1時間半程度、遅いときでも2時間ちょっとで到着してしまいます。でも、日系の航空会社にしろ、中国系の航空会社にしろ、機内食がちゃっかりと出てくる。これって無駄だなあ〜、と思うのは、私だけではないと思います。

 回りをみていても、時間帯によっては食べない人も多く見かけるし、味が良くないから手をつけない人も多いかと思います。まあ、エコノミーにのるから、という声もあるかもしれませんが。

 中国東方航空が、冬・春時期のメニューを発表しました。今後、時間帯と飛行時間によっては飲み物だけを提供する便も増えて来るみたいです。国内線の場合、1食あたりのコストは40元前後。ただし、ビジネス客が多い路線に関しても、もう少し値段の高い機内食を出しているのだそうですが、総じてこちらの機内食は現地でも不評。うちの妻も「まずい」の一言。値段からすると、コストパフオーマンスは悪いような感じもします。



 そんなこともあってか、今後は2時間以内の飛行時間の便では、食事時間帯の便でも、飲み物を出す程度にサービスを簡素化することを表明しました。コスト削減と安全運行には当然の流れだと思います。東方航空の調査でも、短距離の便で、食事時間帯からずれると、機内食を食べる人は20%ぐらいしかおらず、無駄であるという判断のようです。さらに、毎回出されてくる不評なケーキなどのメニュー、いつも出てくるザーサイなどの漬け物類も見直すようです。



 飛行機に乗ると言うことが、中国でも新幹線などと大して変わらない乗り物となった今、短距離便では時間の正確さや、安全運行などもっとコストをかけてほしいところが沢山あると思います。また、揺れる飛行機での飲食サービスは、客室乗務員の負担も大きいはず。簡素化の流れには、私も賛成です。どうせ、関空のターミナルについたら、関西名物のレストランが、上海についたら本格中華料理が目白押しなのですから。



 格安航空会社(LCC)との区別化は、定時運行などもっとサービスの本質的なところでしてほしいです。

 しかし、食材を無駄にするのはよくない。。。。





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posted by 藤田 康介 at 07:52| Comment(0) | 中国で食べる