今朝は空気が悪かったので、ランニングはやめて、軽く世紀公園を歩きました。同じ時間帯の別の日の写真ですが、PM2.5の数値があがると、これだけ違うというのが写真からも分かると思います。この時間帯でも、すでに200を越えていました。なお、PM2.5の人体に対する影響にかんしては、上海の大気汚染中のPM2.5 が肺に与える影響とその対策にまとめてありますので、そちらもあわせてご覧ください。

(空気がいいとき)

(今朝)
さて、お昼前のPM2.5ですが、上海のアメリカ領事館の数字で、ついに250を越えてしまいました。これは極めて悪い状態(ランキングでは上から2番目のVery Unhealthy)を示します。

また、上海が公式に発表しているShanghai Enviromental Monitoring Centerの数字で、PM2.5は200を越えています。これは、子供や高齢者の外での運動を控えないといけないレベルです。
PM2.5の値は、時間によって大きく変わります。ですから、全体の平均をみるよりも、その時間の数値を知るほうが大切と思います。さっきも、世紀公園の前を通りかかってきましたが、上海マラソンのためかランニングしている市民を沢山みかけました。どう考えても、今日の屋外での運動は控えるべきです。
上海に日系の幼稚園や日本人学校もありますが、やはり屋外での運動が多いと聞きます。今後、上海市も学校施設に対しては日本の光化学スモッグ注意報のように警報を出すということですが、できたら学校関係では早め早めに手をうっていただきたいところです。

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