さて、21〜22日と上海では雨が降ったことも有り、大気汚染の状況が非常に改善されています。清々しいというのはこういうことかもしれません。上海市政府の発表する数値も、ほぼ「無汚染」状態というのはここ数日の悪夢と比較するともの凄い改善です。今日も部屋の空気をしっかりと入れ換えましょう。

何度も書きますが、大気汚染度というのは風の流れの影響で1日でも大きく変化します。最新の情報には注意したいとことです。
ところが、上海の大気汚染が軽減されているとき、北京と広州の大気汚染。とくに、北京に関しては、上海ではみたことがない数字が連日出て来て、びっくりしています。この数字をみるかぎり、「Hazardous」状態ですので、運動どころが外を歩くのも憚れますね。いくらなんでもマラソンはちょっと無理なのでは?と思ってしまいます。

現在、世界的に都市部でのマラソン大会が人気ですが、やっぱりこれだけのクルマが走っていて、工場の汚染があったりすると、都市部で走ることが本当にいいのか、疑問を感じますね。確かに、環境的にも改善された都市は多いですが。。。。
私は、世代的に日本の大気汚染の酷かった時代を経験していません。それを、いま中国で実感しているわけですが、水と空気が良くて、住みやすい街というのは、世界中をみても、そう沢山ないということに気づかされます。そういった意味では、日本にはすばらしい条件が揃っているわけで、豊かな自然を大切に守っていかないといけないと思います。

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