2012年11月23日

中国でクルマを運転する人は注意を!2013年からの新規定

 今日は、夜に用事があるのでクルマでクリニックに出勤。上海の朝は交通渋滞でさぞかし大変、かと思われますが、朝だから助かることがあります。それは、地方ナンバーと運転免許取得1年未満の人は朝の内環状線、中環状線で運転できないから。そこそこ道を知ってるベテランドライバーが多く、たとえ渋滞していても多少気分がラクですね。すくなくとも、インターチェンジの出口で急停車したり、バックしたりする人はほとんどいません。(^_^)

 さて、中国での運転免許証の罰則規定が、2013年度から改正されます。中身をみれば、当たり前と言えば当たり前ですが、まだまだ中国で運転していると普通にみられることばかり。これをチャンスに交通マナーが改善されればと期待しますが。。。

 今日はその一例をご紹介します。

 まずは、一番キツイ12点減点となる行為。

1.高速道路でのバック、逆走。残念ながら、時々見かけますねえ。
2.50%以上の速度超過。もともと中国の高速道路は最高速度が120キロ設定なので問題ないにしろ、田舎道は時速60〜80キロ制限なので気をつけないと。
3.飲酒運転。(下戸だったら心配なし。)
4.事故現場からの逃走。
5,ナンバープレートを隠したり、そもそも設置しなかったりする行為。これは、いまだによく見かけますよね。

 6点減

1.免許証取りあげ期間中に運転。
2.高速道路で渋滞中に路側帯を走る。これは非常によく見かける行為。
3.スクールバスを待避しなかった。お、これは新しい規程ですね。
4.黄色信号になったとき、停止線を越えていなければ絶対停止。しかし、黄色で強行突破するクルマは非常に多い。流れに注意しなくては。

 3点減点

1.横断歩道を渡る歩行者に対して、減速や一時停止をしなかった場合。日本では当然だろうけど、なかなか守れないルール。
2,高速道路のインターチャンジ合流口での追い越し。これも上海でよく見かける。本線が混んでいるときにやるひとが多いですね。結局、糞詰まりになる。
3.交通標識通りに通行しなかった場合。
4,曲がるクルマが、直進車や歩行者を優先しなかった場合。本来はこうあるべき。
5.対向車の右折車が左折車を譲らなかった場合。つまり左折(大曲)が優先。え、これって日本と逆ですよね?!(ちなみに中国は左ハンドルです。)
6.高速道路や都市高速で規程の道路を走らなかった場合。
7.最高速度50%以下のオーバー。
8.緊急車両を譲らなかった場合。でも、実際は救急車よりタクシーのほうがはやかったりする。
9.都市道路での逆行や、違法な追い越し。ちなみに、白の白線は追い越し禁止、点線は追い越しOK。

 2点減点

1.高速道路や都市高速でのシートベルトなし。でも、ダミーのシートベルトをしている人をよくみかける。。。
2.矢印信号に従わず運転した場合。
3.法定定員オーバー20%未満。
4.運転中の携帯電話。これも中国では多いなあ。大抵、携帯をとると、大きく減速するのでよく分かる。かなりキケン。
5.走行車線が渋滞しているのに、追い越し車線から割り込もうとして道路をブロック。これもよくある。基本的に、並ぶことが嫌いなドライバーが多い。

 1点減点

1.免許証不携帯。
2.車検証シールを貼っていない。
3.強制保険シールを貼っていない。
4.ハイビームなどライトの不正使用。ハイビーム問題はどうにかしてほしい。夜間まぶしくて仕方が無い。




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posted by 藤田 康介 at 17:01| Comment(0) | 上海の運転免許・クルマ・教習所