2012年12月30日

上海の本格的な雪

 浦東ではほんのすこし雪化粧。この冬一番の寒さです。最新の天気天気予報では、12月30日の最高気温は2℃で、最低気温は氷点下4℃。これはさすがに寒い。

 29日は、朝は雨が降っていたのですが、午後以降急に寒くなって、雪が降り出してきました。風も強くなり、上海ではこの冬初めてのまとまった雪でした。この日は、クルマで出勤していたのですが、さすがに夜になると内環状線のクルマも少なく、滑らないように注意しながら家路を急ぎました。とくに、南浦大橋の長いループや橋は速度規制はなかったですが、浦東に入ると少々シャーベット状でした。外気気温はなんと0℃。浦西と浦東は夏でも冬でも2℃ぐらい差があるのです。
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 今朝もまだ明るくないころに起き出していたのですが、その頃には雪もやんでいて、静かな上海の早朝となっていました。思ったほど大雪にならず、うっすらと雪化粧した上海も、また良い感じです。なにより、雪のあとは空気が凛としますからね。

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 12月30日で、今年の診察は終わりです。もうひとがんばりして日本帰省の準備をします。



 12月31日から1月8日までは日本におります。もちろん、日本でも上海での携帯電話やメールは上海同様につかえますので、御用のある方はご連絡ください。




posted by 藤田 康介 at 15:51| Comment(0) | ここは上海なり

2012年12月27日

年末年始は日本へ

 いよいよ年の瀬ですね。

 ただ、普通に中国で生活をしていると、そういう実感は全然ないのですが、日本に帰省するとなるとまた話は別です。幸い、日本と中国との新年が違うので、日中カップルの我々は2倍の新年を楽しめますし、2箇所の里帰りも中国と日本で分かれていてあまり苦になりません。(^_^)



 それでも、新聞などをみると、年末らしく2012年の総決算的な記事が増えています。クルマの売り上げがどうだったとか、そういう統計の結果は、やはり新暦を使うのですが、人々の生活はあくまでも旧暦。そのあたりははっきりと分かれています。

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(見にくいですが、「クルマを買います!」と書いたプラカードを持って、雨の中をお兄さんが渋滞の車の列の中を歩いています)



 地下鉄の混雑もいつもと変わりません。通勤で使っている9号線もいつも通りです。で、先日もしっかりと混んでいて、たまたま乗った車両が、1号線のお下がりの列車でした。この列車の欠点は、ドアが外づり式で、ラッシュの時はドアを閉めるのに一苦労。あまり乗りたくない車両なのですが、案の定今回も停車する駅ごとにドアの開閉に苦労しています。そうするうちに時間ばかりが過ぎていき、どんどんと遅れる羽目に。



 結局、後ろからの電車がつかえてきたのか、「これから先の2駅を通過します。」ということで、快速電車になっていまいました。こうやって臨機応変に対応されることは、中国ではよくあることですが、心づもりがなかったらびっくりしますよね。日本みたいに5分遅れても大騒動になることを考えると、こうした対応には理解できないかもしれませんが、だからといって混乱が起きるわけでもなく、「またか〜」といった感じで受け止められているようです。

 さてさて、患者さんからもよく聞かれるのですが、年末年始の私の予定です。

 中医クリニックのHPにも書きましたが、今年は12月30日まで診察をして、12月31日から大阪へ飛びます。新年を日本で迎えた後、1月6〜7日ごろは出版社との打ち合わせもあり、東京に出ます。1月8日に上海にもどり、9日から診察スタートです。ちなみに、春節の休みでは日本には戻りません。クリニック自体は2月9日〜13日まで法定のお休みは休むことになりますが、それ以外は診察しております。この時期は日本人の患者さんは帰省される方が多いのですが、地元の患者さんは来られますので、しっかりと仕事することにしました。




posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | ここは上海なり

2012年12月25日

上海浦東に韓国SPA・ニュースターがOPEN

 いやいや、ついに浦東にもOPENしました。待ってました!という感じです。 

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 上海在住の日本人の間でも、結構ウワサになっている韓国系SPA・NEW STARです。私も2010年に中国人の温泉仲間に教えてもらって以来、浦西までわざわざ出かけていたのですが、ついに浦東の我が家の近所にOPENしました。浦東の日本人学校エリアにも近く、お風呂好きの日本人も十分に利用できる清潔感あふれるSPAでした。(浦西のニュースターの様子は、こちらをご覧ください。)



 ちなみに、OPENに向けて着々と妻が準備を進めている「中医学・漢方の上海甘霖健康医療相談所(上海甘霖健康諮詢有限公司 )」は、営業許可証の取得できましたが、オフィスがここから2000歩ぐらいのところにあります。
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(内装もだいぶ形になってきました)
 相談所に出かけた帰りに、このニュースターの工事が始まっていることに気がついていたのですが、今日たまたま前を通ってみると、すでに営業を開始していました。

 聞いてみると、12月22日〜23日は無料で試験営業していて、24日から本格的に稼働しはじめたそうです。

 まず、設備があたらしいのが嬉しいですね。浦西の金匯店と比べるとちょっと小さめですが、浦西にある設備は浦東にもすべてあるといった感じでした。



 くつを脱いで施設に入るやり方は日本と一緒。こうしないと中国では絶対清潔感がでないと思います。ここでは脱衣場を初めとして、浴槽関係の施設はすべて地下にあります。

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 中国では掛かり湯をしないで入る人が多いのですが、ここではちゃんと監視員がついていて、まずはシャワーを浴びるように言われます。それ以外にも、日本式に座って体を洗えるスペースも確保されているのは嬉しい。シャンプーやリンスなどは完備されています。



 お風呂は男女別々なので、もちろん水着の必要はなし。男湯の場合、39℃、38℃、36℃ぐらいの各種お風呂の浴槽と、25℃前後のプール形式の浴槽、さらに子供用のお風呂もありました。奥には、韓国式の垢すりもあります。今回の私のお気に入りは、木の浴槽。日本のように檜風呂とはいきませんが、生薬檀香(白檀)を使った木のお風呂は良かったです。



 サウナは、乾式と湿式に分かれています。垢すり(別料金)をしてもらった後は、湿式のサウナに入るのだそうです。



 お風呂のあとは、2回の休憩室へ。温度60度前後の温室や、氷点下の氷室、よこにゴロゴロするスペースもあります。1回には韓国料理レストランもあるので、まったりとするのにはいいと思います。会計は、帰るときにまとめて支払うので、お財布を持ち歩く必要はありません。

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 さて、料金ですがお風呂だけなら88元。ただ、いろいろな割引券もあったりしますので、利用するとお得です。浦西でも使える会員カードは3000元より。3000元で300元のおまけがついてきて、しかも割引券も使えるという仕組みです。

 しかし、素晴らしいお風呂文化を持っている日本のSPAはどうして上海で広がらないのか。なんとも残念です。



 いずれにしろ、お風呂の力は絶大。しっかりと温もったら、仕事も元気百倍ですね!

 

【データ】上海市浦東新区東繍路288号
電話:021-5838-7771
HP:www.shnewstar.net 
posted by 藤田 康介 at 17:14| Comment(0) | 中国の温泉