2013年01月06日

思い出いっぱいの名張を歩く&名張の湯

 今回の日本滞在は、伊賀地方に行くことが多かったです。 伊賀地方でも、名張エリアは、私が幼稚園〜中学校まで過ごしたので、いろいろな思い出が詰まっています。でも、なかなかゆっくりと訪問することがなく、今回は十年ぶりぐらいで近鉄大阪線に乗って出かけてみました。娘も日本での鉄道移動が大好き。車窓の変化は、中国と比べて山や川やトンネルとめまぐるしく変わるので、楽しいみたい。大陸では、延延と田んぼ畑ということがありますからね。

010904.jpg

010906.jpg

 名張駅周辺と言えば、私が名張にいたこ、名張市で唯一の近鉄特急停車駅でもあり、大いに賑わっていた印象だったのですが、残念ながらいま改めて訪れてみると、すっかりと活気がなくなってしまっていました。そして、なんか街全体が小さくなってしまった感じです。昔は大きく感じたのですが。。。。

010905.jpg

 小学校時代、そして中学校と通った塾も訪れてみたのですが、今は建物は残っているものの、残念ながら固く閉ざされていました。風の便りでは、そのころ指導してくださった先生方も、その多くが他界されておりました。時間の流れだけは、どうしようもないですね。

 ただ、あれだけ賑やかだった商店街も、今ではクルマの通り道に。後で聞いたのですがこのあたりでは1月7日から正月休みが明けるので、そのためシャッター通りだったそうです。

 お昼は、地元では有名な伊賀肉の専門店「森脇商店」で肉料理をいただく。上海では大抵のものが手に入るといえども、日本の牛肉は手に入らない。日本の豊かな食材には、上海人の妻もかなりご満悦のようです。

010902.jpg

010907.jpg

 今回の名張滞在でぜひ行きたかったのがこれも最近OPEN下ばかりのスーパー銭湯「名張の湯」。1月17日からはついに自家源泉からお湯が供給されるそうですが、それまでは榊原温泉からお湯をくんできているとのことです。自家源泉が使用可能になると、硫黄成分が含まれるとのこと。

010901.jpg

 ここで確りとお湯に浸かる。露天風呂も数種類有り、今日のようにお客さんが少なければ、十分にリラックスできる空間です。なによりも、新しいのが嬉しいです。露天風呂を見ていると、一番人気があるのがやはり炭酸泉でした。やっぱりといった感じですね。お湯の温度が低くても、十分に温もることができますから。

 そして、夜は名張の老舗旅館「清風亭」(三重県名張市鍛冶町91 0595-61-3033)の櫃まぶし。名張川の鍛冶町橋のすぐ近くにあります。小学生時代からそのままの様子でした。国産ウナギにこわだっておられるお料理ですが、櫃まぶしをお弁当にして持ち帰ることも可能です。多くの文学者が訪れた旅館なのですが、そうした当時の風情がたっぷりとあります。

010903.jpg

 この日の帰り、上海からの電話。なんと、上海市の公安局から。一瞬、どきっとしたのですが、今年年頭からとってもハッピーなニュースがありました。詳細は後日。

※1月9日から新年の診察開始です。


・健康ブログ:「中医・我が愛しの上海へ」-理想の中医学と漢方を求めてはこちらから 
posted by 藤田 康介 at 08:12| Comment(2) | 日本の温泉