日本では、そもそも小正月まで門松を飾ったといいますが、中国でも元宵節までは春節ムードが続き、なによりも出稼ぎの人たちが本格的に戻ってきません。上海では普通に動き出していても、農村エリアではやはり伝統が続いています。

我が家では、お団子を作りました。近年、お店や冷凍のお団子を買ってくる人がふえましたが、我が家では毎年作っています。

お団子のことを、中国語では「湯圓」と言いますが、餅米の粉で作ります。中に入れるのは、今年は胡麻ペースト、豚肉、小豆の3種類にしました。胡麻ペーストは、黒ごまの粉とラードが原料ですが、自宅で作る場合はラードの量を減らすことができます。大きさはピンポン球より多少大きいぐらいです。湯がきますので、真っ白な皮はツルツルになってきれいです。小さいようですが、これが結構お腹にきます。普通の人なら3〜4個も食べれば十分でしょう。(^_^)

今年は、天気もまずまずで、満月を拝むことができました。夜は花火や爆竹もありましたが、大気汚染の影響か控えめだったように思います。上海のような大都会ではあまり馴染まない風習ですからね。
今週ぐらいからやっといろいろな工場も本格的に動き出し、高架道路の渋滞も本格化することでしょう。
