2013年02月10日

素晴らしい朝焼けに誘われて

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 朝は、まだくらいうちに目が覚め、ふと外に出てみると、これが結構凍える。朝焼けが見えてきた方向に走ってみると、太陽が昇ってきました。気持ちいい朝の始まりでした。いわゆる「初日の出」ですね。いよいよ新しい年が始まります。
 中国では、元旦を越えても、「新年から〜」というと、春節明けのことを指します。
 日本で正月を迎えたときは、まだ春節があるぞ〜、とか思ってしまいましたが、春節がやってくると、もう逃げることはできません。本当に2013年が始まりました。(^_^)

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 朝食は、春節期間中にもかかわらず、地元の人たちが準備して下さいました。豆乳はもちろん、崇明島の特産のお餅も手作り。里芋などは、このあたりで収穫されたものばかり。ホテルの朝食ビュッフエみたいに品数は多くないけど、なにか温かい感じでいいですね。

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 今日は一日ゆっくりと島に滞在。ひたすら島の東の端の方まで歩いて行き、遠く水平線の彼方まで続く干潟の芦の原を堪能しました。崇明島の東部は、渡り鳥が飛んでくるエリアで、野鳥の保護区にもなっています。よって、保護エリアはかなり厳重に管理されていて、やすやすと入ることはできません。ただ、そのギリギリのところまでは自由にあるくことができたりします。

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 はるか水平線の向こうには日本が。ちょうど緯度的には鹿児島県あたりか。

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 これだけ歩くと、さすがに娘も疲れたみたい。夜は熟睡でした。

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 夜食べた昴刺魚(日本名ではコウライギギ。日本にいるギギの仲間。)は、上海エリアでよく食べられる淡水魚。小さなナマズみたいですが、臭みもなく、なによりフナと違って小さな骨があまりないので食べやすいです。写真のように紅焼風にすることが多いです。

2月9日〜13日まで春節休診です。


posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | 上海観光

2013年02月09日

春節は上海崇明島に避難

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 2月8日はびっくりするような雪で、歩道も真っ白になってしまいました。上海で迎える17回目の春節ですが、過去にも春節に雪が降っており、決して珍しいことはないです。ただ、春節を越えると、着実に春がやってきます。
 本来は、親戚家族を連れての旅行を計画していたのですが、義兄のクルマの交通事故の件で浙江省五台山旅行が中止となり、いつものように義兄宅に親戚一同が集まって会食することになりました。ただ、今年はお昼に食べる年夜飯です。

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 「年夜飯」は、各家庭がいろいろ趣向を凝らす、1年の〆の食事です。いろいろ伝統的な決まりがあるそうですが、上海など都市部では案の定、かなり簡略化しています。これも世の中の変化でしょうね。ただ、この大晦日の年夜飯にみんなが集まれることを、中国では非常に重視します。そのための帰省ラッシュが発生するのです。逆に、この年夜飯が食べられなかったら、暴動が起こってもおかしくないぐらい大切なのです。うちでは毎年様々な伝統的な上海料理が登場します。一年の中で、一番の晩餐ですよね。

 そのあとは、恒例の大晦日の夜の爆竹・花火による音と大気汚染を避けるために、我が家では崇明島に逃げ出しました。爆竹の音は、初めて聞いたときは多少刺激的かもしれませんが、耳にしすぎると、どうもイライラさせる音ですね。爆竹の音で、犬がイライラして人を噛むようになるという話も有名です。

 今年の春節も、国慶節に引き続き高速道路が無料なので、長江大橋やトンネルの通行料もちろんタダ。ただ、ETCをつけているクルマは、ゲートを走って欲しいというアナウンスだったので、料金所ではETCバーがあるレーンを走りました。通行券も配付されない、本当にスルーの無料高速道路でした。でも、道路はガラガラでした。

 さすがに年末年始に、崇明島に行く人はほとんどいないようで、予約しておいたコテージも当然ガラガラ。うちの家族を含めて、たった2組ということでした。

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 本来は、島内唯一の5星ホテルの設備をもつ東灘国際会議中心に宿泊したかったのですが、なぜか春節休みはクローズでしたので、その近くの瀛東村にあるコテージに宿泊することになりました。コテージでとっても広い。しかし、中国式んぽ浴室でバスタブがなく、シャワーしかないのが残念ですが、部屋的には十分。ここで、宿泊するときにはじめて外国人永久居留証をみせたら、パスポートなくても中国のホテルに宿泊できることを実践できました。まあ、私のビザはとっくに失効していますから、パスポート見せても意味が無いでしょうけど。

 本当の意味での「年夜飯」は、この瀛東村で食べた夜ご飯になりますが、うちの家族だけなので、本当に質素。でも、ここのレストランの料理は地元崇明島の食材を使うので、これが結構おいしい。とくに、最後に出て来た南瓜粥はよかった。秋にここを訪れたとき、沢山の南瓜が収穫されていて、倉庫に山積みになっていたのを思い出しました。豆腐とカラス貝を煮詰めた料理もよかった。

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 夕日も美しかったし、なにより満天の星空も最高だった。はるか遠くに聞こえる花火や爆竹の音を耳にしながら、ぐっすりと眠りにつきました。

2月9日〜13日まで春節休診です。


posted by 藤田 康介 at 00:23| Comment(0) | 上海観光

2013年02月08日

民族の大移動

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(中医クリニックの前も雪化粧)

 いよいよ春節ですね。
 中国で最も重視されている連休、それが春節だと思います。大部分の上海に来ている出稼ぎ労働者たちは、極端な話、この春節に田舎に戻るために精一杯働いているといっても過言ではありません。それぐらい大切なのです。だから、春節前1週間ぐらいからあらゆるヒト・モノの流れが止まりはじめます。上海の街はもぬけのからになり、田舎が大いに賑わうわけです。我が家の近くの道ばたで、雨の日も風の日も雪の日も煎餅を売っている東北地方出身のお兄さん家族も、さすがに昨日あたりからいませんでした。田舎に戻ったんでしょうね。

 ただ、この流れも、近年変わりつつあります。我が家のアイさん(家政婦さん)は、四川省出身ですが、今年は田舎に戻らないと言っていますし、家族全体で上海に移住してきた人たちや、もう農業をやめてしまった人たちは、上海に残っているようです。

 この時期に上海の地下鉄に乗るのが楽しい。

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 春節用品「年貨」を買い込んで乗ってくる人や、忘年会で会社から支給されたお土産をほろ酔い気分で提げて帰っている人など。そして、大きな袋を抱えて故郷に急ぐ民工さんたち。ああ、みんな春節を期待しているんだなあということがしみじみ実感できます。

 だから、今回の雪のように、交通が遮断されてしまったら大変。それこそ、人々の不満が爆発します。だから、政府も春節の移動には格段の注意を払っていることがわかります。我々中国にいる外国人も、春節の重要性を意識してあげる必要があるのです。

 うちの中医クリニックですが、2月8日に春節前の診察は終了しました。新年明けは2月14日から診察を始めます。診察室の整理を済ませ、スタッフ達に大きな声で「新年快楽!」と挨拶を。つぎにみんなに会うのは春節明け、いわゆる「新年」です。

 私は、日本の正月には帰省しましたが、春節は上海に残っています。他の医師が長めに帰省するので、居残り当番をしなければなりません。

 残念ながら、日本ではこの春節の感じはありません。暦が欧米と一致してしまっているので、春節の頃になると、アジア的な季節感を無くしてしまった日本がなんとなく寂しい。いや、そうだったからこそ日本が先に発展出来たのか、何かいろいろ考えてしまいます。




2月9日〜13日まで春節休診です。


posted by 藤田 康介 at 07:56| Comment(0) | ここは上海なり