2013年02月02日

顔の表情以外もチェック

 上海の大気汚染に関して、PM2.5という言葉はすっかりと知られるようになりました。また、上海市政府が公表している上海市空気質量実時発布系統を毎日チェックしているという人も増えてきました。

 残念ながら、2013年1月の上海の大気汚染の状況は、汚染の日が18日間あり、過去5年間のなかでは最悪でした。このうち、重度の汚染が観測されたのは6日、中度の汚染は3日、軽度の汚染は9日間ありました。2月は幾分改善されるとの予報ですが、春節の爆竹が大気汚染を引き上げるのは間違いないでしょう。硝煙が街中に漂いますから。(だいたい、大気汚染が酷いのに、爆竹をガンガンならすというのにはちょっと理解できない。)

 ただ、一つ注意しておく必要があるのは、1日のうちでも大気汚染の変動が大きいということです。

 以下は1月31日の朝6:00のデータです。

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 サイトのAQI指数は176となっており、中度の汚染と表示されています。サイトの子供の絵も泣き顔になっていました。

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 一方で、この日のPM2.5の濃度は急速に低下、朝6時の地点で24.6を示しています。ここから分かるように、汚染状況が今後改善されることが想像できます。また、前日の16:00の200以上の値と比べると、その差が大きいことが分かります。

 上海はその地形の特徴から、風による影響を大きくうけます。汚染物質がうまく飛んでしまったら、急速に改善されることが多いのです。

 よって、外で活動する時、この数字を大小を気にするだけでなく、動きもチェックしておきたいところです。きめ細かい観察が必要です。


posted by 藤田 康介 at 10:25| Comment(3) | 上海の大気汚染状況